5月末といえば、アメリカの大学は卒業式シーズンであり、多くの著名人が大学の卒業式でスピーチをするのが慣例になっています。
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグが母校のハーバード大学(彼は中退していますが)の卒業式でスピーチをしました。なかなか感動的なスピーチだったと思いますので、紹介したいと思います。
日本語での概要です。
スピーチのメインテーマは、『全ての人々が、人生に意義を感じられるような目的感を持てるような世界を作ろう』というものです。
続きを読む5月末といえば、アメリカの大学は卒業式シーズンであり、多くの著名人が大学の卒業式でスピーチをするのが慣例になっています。
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグが母校のハーバード大学(彼は中退していますが)の卒業式でスピーチをしました。なかなか感動的なスピーチだったと思いますので、紹介したいと思います。
日本語での概要です。
スピーチのメインテーマは、『全ての人々が、人生に意義を感じられるような目的感を持てるような世界を作ろう』というものです。
続きを読むタイニーハウスの暮らしを日本で広めているYADOKARIさんの本、「月極本3 好きなお金、嫌いなお金」を読んでみました。投資の理論やノウハウとは直接は関係ありませんが、「お金」について色々な側面から語っている本です。
2,000部限定で、販売ルートは直販か、限られた書店のみで、Amazonでは販売されていません。現時点では読み手を選ぶ本、万人にウケるというより、わかる人にはウケる本だと思いますが、日本でもライフスタイルが多様化してきている時代ですので、こういうのもアリかと思います。
皆さんにとって「お金」とは何でしょうか。私は未だに「お金」とは何かという命題に対して、確固たる答えを持ち合わせていません。勿論、なくてはならないものと思いますし、あるにこしたことはないというのも事実です。
冒頭、スティーブ・ジョブスの印象的な言葉で始まります。
「人生において、僕が気に入っている事はお金がかからない事ばかりだ。結局、僕らが持っている一番貴重な資産は(お金ではなく)時間なんだよ。」
ジョブスのように、一生かけても使い切れないだけの巨額の資産を築いた人間だからこそ、このような境地に達したともいえるわけですが、私も、この言葉には同意します。
私はかつて外資系企業2社に勤務して、疲弊してしまったという過去があります。もう少し自由な時間を求めて、ダウンシフトしたいと思い、今の職場に転職しました。アジア市場中心のビジネスですので、時差は一時間しかなく、外資系企業にいた時のように、真夜中から米国本社との会議が始まるということはありません。外資系企業にいた時は、日本の祝日は関係なく、全世界で同じ作業スケジュールが組まれていましたので、GWとか、正月といった日本独自の休暇は休めた記憶がありません。
給料は少なくなりましたが、自由な時間が増えましたので、トータルでは満足しているのです。通訳ガイドの資格を取るために週末、学校に通う余裕もありましたし、またその資格を少しでも生かすために、外国人向けのボランティアガイド活動を週末にする余裕もあるのです。家と会社以外の場所、いわゆる「サードプレイス」を築いて、人間関係を広げていきたいと思ったからです。
私は、最近はすっかり高価なモノを買わなくなりました。最近、気に入っていること、例えばランニングはお金がかかりません。お金がかかるのは、シューズとレースに出場する参加費位です。家を出れば、すぐにランニング開始となりますので、他のスポーツと違って、目的地までの移動時間の無駄がなく、効率よく運動できるのも、魅力的です。
私が投資を続けているのも、いつか自由な時間を得るためということに尽きると思います。サラリーマンは時間に拘束されますので、セミリタイア、個人事業主ということになると思います。その自由な時間で、本当に自分のやりたいことをする。これが究極の贅沢かなと思います。それに向けて地道に、一歩ずつ進んでいきたいです。
宜しければ応援お願い致します!
米国株に投資されている方は勿論のこと、名著「株式投資の未来」の著者として日本でも知られている、ジェレミー・シーゲル教授が、CNBCで株式市場の見通しについて述べていましたので、ご紹介したいと思います。
ダウ、S&P500、ナスダックが最高値に近い状況、もしくは最高値を更新している状況ですが、株式市場については、非常に楽観的で、いつもの強気な見方をしています。現在の状況は、ゴルディロックス経済の状況だといっています。シーゲル教授が「ゴルディロックス」という難しい表現を使っていましたので、私も調べてみましたが、インフレを起こすほど過熱気味の状況でもなく、不況を引き起こすほど冷え込んでいる状況でもない、程良い景気状況を表す言葉のようです。現在のアメリカのように、インフレ目標には届かないものの近づきつつあり、失業率もFRBの定義する「完全雇用」近辺で推移している状況を表しているものと思います。
第1四半期の業績が全般的に良かったこと、更に、より重要なことは、2017年第2、第3、第4四半期のガイダンスが、現状維持、あるいは上昇基調にあることで、ここまで良いのは2009年のリーマンショック後以来、初めてのことだと述べています。
S&P500の内、約半数の会社が第1四半期の決算を発表した状況で、投資家は、11%前後の利益の伸びを期待しており、これらの大部分の伸びは、エネルギーセクターとファイナンシャルセクターからもたらされるとみています。
良い決算内容の割には、経済成長率は、今一つスローな状況にあるため、インフレ抑制のために、FRBが急いで金利を上げることにつながらないだろう。このことが、現在の過熱気味でもなく、冷え込んでいる状況でもない、ゴルディロックス経済の状況だといっています。
このゴルディロックス景気状態がいつまで続くかわかりませんが、6月のFRBの利上げが行なわれるかどうか、まずは注目していきたいと思います。
宜しければ応援お願い致します!