投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

ジェレミー・シーゲル教授 ダウは1月の残り10日間で3万ドルに到達するかもしれない しかし危険も潜んでいる

再び「いつも強気」のジェレミー・シーゲル教授の登場です。現地時間の1月17日のCNBCのインタビューで、ダウは、1月の残り10日間で3万ドルに到達するかもしれない。しかし、その祝祭は長くは続かないだろうと述べています。

 

www.cnbc.com

 

やや速すぎる。シーゲル教授の提起している重要課題は、株式は割高になりつつあるということです。勢いだけで、トレンドを追いかけているプレーヤーが市場に沢山いる。バリュエーションは全く気にしない、ただ、この波に乗っていくという人達のことだ。このことが少し心配であると述べています。

 

木曜日の終値で、ダウは3万ドルまで後、2.4%まで迫った。今年度は、まだ2週間しかたっていないが、既に6回も最高値を更新している。これについて、株高が正当化されるためには、利益が後からついてこないといけない。シーゲル教授は、現時点では利益が後からついてきていることは確認できないと述べています。

 

利益の期待外れといったちょっとした出来事で、市場は傷つきやすい。イラン問題は解決したか。ヨーロッパあるいは他の地域の問題は何も心配することはないか。それに加えて、11月の米国大統領選が深刻なリスク要因として浮上してきた。

 

もし、民主党が大統領選と上院の両方で勝利したら、不透明な状況になる。市場にとって下げ相場となるであろう。何故なら、民主党トランプ大統領が実施した法人税減税を元に戻してしまう可能性があるからだ。

 

シーゲル教授は、下げ相場の可能性を予想しながらも、現在の上げ相場に対してアラームを発するものではないと。警告しているのは、主に短期投資家に対してであり、長期投資家は全く問題ない。パニックになる理由もないし、市場から降りる理由もないと明言しています。しかし、次の数週間の間に利益を確定しようとしている人達は、市場を注意深くみておく方が良いと締めくくっています。

 

私は、2004年の秋に2年間の米国留学から帰国し、2005年より再び仕事を始め、米国市場への投資を本格的に開始した時のダウは1万ドル強でした。その時から15年間で、ダウが約3倍まで成長してきたことを考えると感慨深いということはあります。改めて米国資本主義社会のダイナミズムを感じることは事実です。

 

ダウが3万ドルを達成しても、私にとっては単なる通過点でしかありません。そこで利益を確定させるといった性質のものではありません。サラリーマンは永遠に続けることはできませんが、投資は永遠に続けていくものであると考えています。

 

市場に一喜一憂することなく、今後も米国株(米国ETF)への投資をコツコツと続けていきたいと思います。米国株をポートフォリオの中心とする方針も変更はありません。

 

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バンガードETF VOO, VWOを追加購入しました

先週のブログで予告していた通り、現地時間の1月15日にバンガードETF VOOを追加購入しました。VOOについては、1月上旬に入金された米国ETFからの配当金を原資とした再投資になります。

 

ダウ、S&P500、ナスダックの主要3指数が最高値を更新し続けている状況ですが、迷った時はS&P500に投資しておけという無難な考え方を実行しました。マネックス証券で1月より始まったバンガードETF VOO, VT, VTIの買付手数料がキャッシュバックされる利点を最大限生かしていこうと思います。

 

また、新興国株式クラスの投資信託である、たわらノーロード新興国株式を全て売却し、バンガードETF VWOにリレー投資を行ないました。保有している商品を少しずつ整理、減らしていきたいと思っていましたので、今となっては高コストになってしまった、たわらノーロード新興国株式を手離しました。毎月の積み立ては、低コストのeMAXIS Slim 新興国株式インデックスへの積み立てを今まで通り継続していくつもりです。

 

バンガードETF VWOは、昨年の年末、12月26日に経費率が0.12%→0.10%に引き下げられるというアナウンスがありましたが、アメリカ、日本のホームページでもETFの商品案内のVWOのところの経費率は0.12%のままです。近い将来、正式に引き下げがあるのでしょうか。期待して待ちたいと思います。

 

investornews.vanguard

 

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ジェレミー・シーゲル教授 現在のマーケット・ラリーは年内ずっと続く訳ではないと予想

米国株に投資されている方々には、お馴染みの「いつも強気」のジェレミー・シーゲル教授は、現地時間1月9日のCNBCのインタビューで、株式市場の年初の好調は、年内ずっと続く訳ではない、少し心配していると述べています。

 

www.cnbc.com

 

現在の株式市場の好調は、勢いに支えられている点を少し心配している。現時点で株価が急落する兆候はないが、どこまで続くかはわからない。人々が株高という電車に飛び乗って、何らかのキャピタルゲインの恩恵を受けるまで、狭まっていくレールの上に乗っているようなものだと述べています。

 

また、シーゲル教授は、現在の市場は2018年1月、2月に起きたことを思い出させる。2018年1月のS&P500のパフォーマンスは、2016年3月以来の好調だった月であったが、2月には急落した。人々が電車から降りてしまえば、マーケットは急落するものだと述べています。

 

現在の市場の好調は、低金利政策、FRBによる充分な流動性の確保、トランプ大統領の好調な立ち位置によって支えられているが、だからといって市場が傷つかないとは言えないと主張しています。ですので、このラリーは年内ずっと続く訳ではない、場合によっては四半期も続かないかもしれないと述べています。

 

最後に、長期投資家は戦略を変更する必要はないと明言しています。この点は安心ですね。投資におけるリスクの取り方というのは年令(将来、どのくらい時間を味方につけられるか)、生活防衛資金の有無、仕事の安定度、色々な要素があり、一概にこれが正しいといえる訳ではありません。各自が、自分にとって最適な向き合い方を考えるべきと思います。

 

現在のように、株式市場が軒並み最高値を更新している絶好調な時こそ、有頂天にならずに、各自、リスクの取り方を冷静に考えるのは重要なことだと思います。私の場合は、日本国債変動10年を毎月、積み立て購入、またバンガードの債券ETF BNDを時折、追加購入することで、リスクを低減する調整をしています。

 

何よりも投資において最も重要なことは、どんな最悪の状況になろうとパニック売りを避け、市場に居続けることなのです。

 

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2020年1月の定期積み立て実行

新年早々、アメリカによるイラン司令官の殺害、イランによる米軍のイラク駐留基地の攻撃がありましたが、両国共、全面衝突は回避する意向を示していることで、世界の株式市場は落ち着きを取り戻しつつあります。 

 

1月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、昨日の9日に、通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は1月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

米国ETF BND, RWR, VOO, VT, VTI, VWO, VYMから配当金が入ってきました。これも全額、再投資に回すつもりです。マネックス証券でも2020年1月よりバンガードETF VOO, VT, VTIの買付手数料がキャッシュバックされるプログラムが始まりましたので、有効活用したいと思います。米国ETFからの配当金は基本、VOOか、VTIに再投資するつもりです。

 

また、今年は2021年末のセミリタイアを目指して、投資金額の最大化を目標にしたいと思います。サラリーマンという身分である内に、できる限りのお金を投資に回していきたい、買付手数料がキャッシュバックされるプログラムを最大限活用し、できれば毎月少額でも、VOOか、VTIに追加投資をしていきたいと思います。

 

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2019年12月のポートフォリオ状況

新年、明けましておめでとうございます。

 

2017年1月に開始した本ブログも、皆様のおかげで、4年目を迎えることができました。週一回程度のペースでの更新しかできていませんが、私の投資スタイルと同様に、コツコツと地道に更新していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 

昨年の4月から、山梨県の工場に転勤となり、担当する事業部も自動車向けのビジネスとなり、生活環境、仕事環境、会社の人間関係もガラリと変わりました。新しく発足した事業部ということもあり、仕組みができていない中、ルール作り、仕組み作りを少しずつやってきました。ビジネスとしては、まだ赤字の状況ですが、予定より赤字額を減らしていけるよう、事業企画として舵取りをしていきたいです。

 

◆新目標ポートフォリオ

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◆2019年12月末ポートフォリオ 

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冬のボーナス投資で、バンガードETF BNDをメインに追加購入したこともあり、先進国債券の比率が上がり、12月は米国株式市場が好調だったこともあり、先進国株式の比率も上がってきています。

 

2019年12月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

たわらノーロード新興国株式

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人(8986)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

 

2021年にはサラリーマンを辞めて、セミリタイアを果たし、小さなビジネスを個人事業主として始めようという大きな目標は、今でも変わっていませんが、2020年はサラリーマンの出口戦略をシミュレーションして、計画していこうと思います。事業計画を生業としているので、自分の計画作りもきちんとやってみよう、セミリタイア後の収入のシミュレーション、毎月の生活費の支出管理等も厳密にやっていこうと思っています。

 

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