投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

2020年2月末のポートフォリオ状況

現地時間、2月28日のアメリカ市場は引き続き下落、ダウは357ドルの下げとなりました。コロナウィルスがどう終息するのかは、不透明なままですが、明るい話題は、FRBの3月利下げの可能性が高くなってきたということです。日本や欧州は、既にマイナス金利なので、これ以上、下げようがありませんが、アメリカは金利を下げる余地を残しているのは幸いだと思います。

 

◆新目標ポートフォリオ

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◆2020年2月末ポートフォリオ

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予想した通りですが、今週のコロナショックの暴落で、先進国株の比率が下り、米国債10年物の金利が過去最低(債券は金利が低くなった分高値)となった影響で、先進国債券の比率が上がっています。

 

2020年2月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人(8986)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

 

今回の暴落を経験して、やはり株式比率は60%位が、50代になった今の自分には適正だと改めて思いました。株式比率を75%まで高めるのは、リスク過大で無理だと思いました。暴落時には、債券がクッションとなることを痛感しています。

 

株式市場が好調だと、資産額が日々、順調に増えていくことになり、つい調子に乗って、いつの間にか、株式比率が増えていき、リスクの取りすぎということになりかねません。投資方針は変えてはいけない、リスクをコントロールしながら市場に居続けることの重要性を改めて考えさせられました。リスクの取り方は、各自、異なりますので、これが正解というものはありませんが、今回の暴落時にリスクとの向き合い方について、再考してみる良い機会になると思います。

 

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ジェレミー・シーゲル教授 FRBの利下げの必要性を主張する

 今週のコロナショックと呼んでもいいような久しぶりの暴落局面は、なかなか心理的に辛いものがありました。今日の時点でも、今後いつまで下げ続けるのか、予想がつきません。2008年のリーマンショックを経験してきたものの、当時は、まだ30代後半でいくらでも取り返せる時間が自分にはあると思っていたこと、平然と何事もなかったかのように積み立て投資を続けることができたのも、若さ故の特権だったのかもしれません。

 

永遠の強気、ジェレミー・シーゲル教授は、今回の暴落局面をどうみているのでしょうか。現地時間の2月27日、CNBCのインタビューに答えています。

 

www.cnbc.com

 

コロナウィルスの感染拡大で、混乱している市場、経済を和らげるために、FRBの利下げを主張しています。これは単なる対処療法ではなく、より積極的になるべきだ。サプライチェーンだけの問題だという見方には反対の立場です。

 

米国市場は、今週はずっと下り続け、木曜日はダウが1,200pt近くまで下げ、4.4%の下げとなり最悪の日であった。

 

今回の暴落は、FRBに対して、利下げの圧力をかけたことになる。FRBは、まだそのような決定を下すには早すぎるといっているが、市場関係者の間では、今年中に最低でも3回の利下げを見込み始めている。

 

シーゲル教授は、これは単なるサプライチェーンの問題ではなく、寧ろ恐怖心の問題であると。そのためには利下げにより資本コストを下げ、経済を動かすためのエンジンを維持しなければならないと主張しています。

 

1月の時も、同じ主張をしていましたが、勢いだけでトレンドを追っかけているプレーヤーが、この暴落機会に一掃されることは、究極的には健全な市場のあり方として良いことだ。今年の利益に打撃を与えるかもしれないが、株式は最終的には回復するはずである、なぜなら株式は長期で考えるべき資産であるからだと、いつもの強気のシーゲル節で締めくくっています。

 

暴落局面では、なかなか難しいことではありますが、何よりも冷静に対処すべきです。投資方針を変えることなく、毎月の定期積み立てをひたすら継続するしかないと思っています。

 

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バンガードETF VYMを追加購入しました

コロナウィルスの感染拡大で、私の会社でも、色々な対応策が取られ始めました。中国、香港への出張禁止に加えて、37.5度以上の熱がある場合は特別有休扱いとするので出社禁止、展示会等の参加禁止、社外・社内での研修参加禁止等、色々と活動に制限がかかり始めました。

 

世界の株式市場も一進一退、コロナウィルスに対するリスクオフなら株価は上がり、リスクオンなら株価は下がるを繰り返しているような状況ですが、先週の2月20日にバンガードETF VYMを追加購入しました。私のポートフォリオの中心を占める、サッカーに例えるなら攻撃的な3トップ、バンガードETF VOO, VTI, VYMを交互に追加購入している状況です。

 

ジェレミー・シーゲル教授は、株式60%、債券40%のポートフォリオは低金利現代社会にマッチしていない。高配当株式は新しい債券であると、株式75%、債券25%のポートフォリオを主張していた記事を紹介しました。

 

高配当株式ETFであるバンガードETF VYMは、リーマンショック当時どうだったのか、検証してみようと思います。リーマンショック当時は、米国ETFは全く所有していませんでした。当時のポートフォリオは、さわかみファンド、バンガードの投資信託VTSMX、当時としては低コストだったインデックスファンドのeMAXIS, SMTシリーズを保有していましたが、株式クラスに関しては、全てが半値以下に落ち込んだことしか記憶がありません。

 

リーマンショック後のVYMのチャートです。リーマン・ブラザーズが経営破綻した2008年9月15日直後の45ドル強から、最安値となった2009年3月9日に22.94ドルまで下落しています。予想していた通り、ほぼ半値になっていることがわかります。

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一方、債券ETFであるBNDはどうでしょうか。同時期のBNDのチャートです。2008年9月15日直後の77.50ドルから、最安値となったのは10月10日の69.96ドルですが、10%程度の下落に留まっていました。

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やはり、これをみると、高配当株式といえども、リーマンショック級の下落時の落ち込みは避けられず、債券の安定性というものは捨て難いと思いました。やはり、株式比率を75%まで引き上げるのはリスクの取りすぎになるというのが、現時点の結論です。

 

折角の3連休、久しぶりに静岡県の沼津に行ってきました。長野方面といったあえて寒いところに行くよりも、雪の心配が殆どない静岡方面に行ってみました。また沼津には、色々とクラフトビールのお店があるので、新規開拓をしてみました。

 

柿田川ブリューイング(沼津クラフト)、住宅地の中にある醸造所の角打ちスペースでビールを飲むという感じでしたが、SLOW BEER SLOW LIFEというキャッチフレーズも気に入りました。

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2020年2月の定期積み立て実行

今週は、先週の九州と静岡への出張で、色々と宿題をもらい、それらの課題にバタバタしながら取り組んでいる状況で、思うようにブログの更新が出来ませんでした。

 

米国株に投資されている方にはお馴染みのジェレミー・シーゲル教授が、60/40のポートフォリオに異論を唱えている面白いCNBCの記事がありましたので紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

株式60%、債券40%のポートフォリオは、私にも馴染みがあるポートフォリオです。私の場合、厳密に債券40%ではなく、REITも織り交ぜていますが、40代後半からは、株式比率は60%前後を維持することを目安としています。近い将来、セミリタイアを目指している以上、余りリスクを取りたくないというのも事実です。

 

シーゲル教授は、低金利は当面続き、この状況は変わることはないと述べています。S&P500の配当利回りの方が、米国債10年物の金利1.5%より高い状況で、どうやって十分なインカムを得られるのかと主張しています。

 

世界的に高齢化が進み、平均寿命が長くなる中で、経済は低成長の時代が続く、そうなれば、日本、欧州も含め世界的に慢性的な低金利が続くことになり、債券からでは十分な利回りを得ることが困難になっていると言いたいのだと思います。

 

シーゲル教授は、新たなポートフォリオとして、75/25のポートフォリオを推奨しています。リタイアした時のポートフォリオとして、配当といったインカムを得られ、キャピタルゲインも狙えるベストなポートフォリオである。また、高配当株式は、リタイアを考えるのであれば、新しい債券になるであろうと主張しています。

 

2月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、今週の10日に、通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は2月末となります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

定期積み立ては、通常通りに終了しましたが、今月も米国ETFの買い付けを行なうつもりです。今すぐに株式比率を75%まで引き上げたいとは思いませんが、シーゲル教授のアドバイスに従って、高配当株式ETFであるバンガードETF VYMを買い付けるか、じっくり考えたいと思います。

 

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2020年1月末のポートフォリオ状況

昨夜、現地時間の1月31日のアメリカ市場は、新型肺炎の感染拡大で、世界経済への不透明感が強まり、ダウは603ドル安と昨年の8月以来の大きな下落となりました。

 

私の会社の中国の工場も、2月10日まで休業となり、社内でも原則、中国への出張は禁止となっていますが、2月10日以降、ビジネスが通常通り復旧してくるのか、全く予想ができない状況です。 私の関わっている自動車向けビジネスも、中国拠点への納品が多いため、1月は特に悪影響はでていませんが、2月には何らかの影響がでてくるのではないかと懸念しています。

 

◆新目標ポートフォリオ

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◆2020年1月末ポートフォリオ

 

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2020年1月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

たわらノーロード新興国株式

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人(8986)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

 

新興国株式の投資信託、たわらノーロード新興国株式は、1月中旬に全て売却し、バンガードETF VWOにリレー投資を行ないました。

 

明日からは、急遽、九州の工場に出張することになりました。その後、九州から静岡の事業所に移動し、久しぶりに長い国内主張です。このような状況では、山梨の田舎で自動車通勤をしているのが一番安全だと思い、すっかり油断していましたので、何も準備をしていませんでした。マスクも近所のドラッグストアでは全て売り切れており、丸腰のまま、羽田から福岡まで飛行機で移動することになりそうです。

 

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