投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

米国株最低取引手数料の引き下げについて

既に多くの米国株/米国ETF投資家ブロガーの方々が取り上げていますが、先週はマネックス証券が最低取引手数料を0.1ドルに、これに追随する形で、楽天証券も最低取引手数料を0.01ドルに引き下げることを発表しました(両社とも手数料は、取引金額 x 0.45%というところは以前と変わっていません)。

 

マネックス証券は、7月8日米国現地約定分(日本時間7月9日国内約定分)より、適用になるようです。

 

info.monex.co.jp

 

楽天証券は、プレスリリースが発表されていますが、7月22日米国現地約定分(日本時間7月23日国内約定分)より、適用となります。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20190705.pdf

 最低手数料が5ドルだった時には、手数料負けしない取引金額が1,111ドルであったため、米国ETFは、基本、ボーナス支給月の7月と12月しか、買い付けることができませんでした。それが、今回の改定で、マネックス証券では手数料負けしない取引金額が22ドルに、楽天証券では2ドルと、大幅に引き下げされました。

 

私の場合、バンガードETF BNDは毎月、その他の米国ETFは四半期毎ですが、一度に受け取る配当が、1,111ドルを超えることがないので、再投資をしたいと思っても、ボーナス支給月まで、配当金をプールしておく必要がありました。

 

米国ETF保有口座は、2014年からマネックス証券を使っていますが、今後は、配当の再投資が手軽に、よりタイムリーにできるようになります。手数料負けしない取引金額が、22ドルであれば、十分です。

 

私は、米国の個別株は保有していませんが、個別株の投資が好きな方にも朗報だったのではないでしょうか。米国株の場合、日本株のような単位株という考え方がありません。1株から購入できるメリットがありますので、纏まったお金がない人でも、米国株のポートフォリオを作ることが可能になりました。ハードルがぐっと下がったということは言えると思います。

 

米国株への投資が、一部のマニアのためのものから、株式投資をするなら米国株、米国市場という時代がくるためには、参入のハードルを下げて裾野を広げていくことが何よりも重要です。

 

機会均等を何よりも社会の制度として重視し、誰もが資本市場に参加している国、それがアメリカという国であることは身をもって体験しています。私も米国市場に長年投資してきた個人投資家ブロガーの一人として、米国市場に投資し続けることの素晴らしさを今後共、広めていきたいです。

 

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村