先週の金曜日、今月はバンガードETF BNDを追加購入しました。今回は、REIT ETFであるSPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWRを追加購入するか、最後まで迷いましたが、金曜日のアメリカ市場も寄り付きから上昇し、ダウ、S&P500共に、過去最高値を更新する状況だったので、ここは守りを固めておこうという判断になりました。3月末のポートフォリオでも、株式比率が高くなり過ぎになっていましたので、アメリカ市場は絶好調とはいえ、リスクの取り過ぎには注意していこうという気持ちが上回りました。
16日に発表された3月の米住宅着工件数が、前月比+19.4%増の173万9千戸と市場予想を大幅に上回りました。米国の不動産市況も回復基調にあるのでしょう。SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWRも、昨年のコロナショックの時は70ドル以下まで落ち込んでいましたが、いつの間にか回復してきており、金曜日の終値で52週高値更新となりました。今回は購入を見送りましたが、タイミング良く買うのは、改めて難しいと思います。
アメリカ市場の好調はいつまで続くのでしょうか。お馴染みのジェレミー・シーゲル教授は、現地時間4月8日のCNBCのインタビューで、「この上昇をエンジョイしなさい、年内は続くだろう」と述べています。
シーゲル教授は、野球に例えて、我々は9回のイニングではない、この上昇局面は、3回のイニングだ。昨年からのコロナによる経済活動の制限が次第に解除され、またワクチンの普及により、旅行といった活動も解禁されるであろう。それによりインフレが起こる可能性が高い。
FRBの見通しより激しい、4%から5%のインフレとなるであろう。このようなインフレ懸念にもかかわらず、それでも株式を保有することが、債券や現金を保有しているより魅力的だ。
FRBは、現在の経済の回復は、平等ではなく不完全だ、特に低所得者層の仕事は、まだ充分には増えてきていないとみているが、この見方が変わるときは要注意だ。特に、FRBがインフレが想定以上に進行しているという見方になったときは要注意だが、それは今のタイミングではない。強気相場は、2021年は続くであろうと締めくくっています。
年内はこのままいく、大丈夫であろうとの見方を変えていませんが、調子に乗ることなく、ポートフォリオの株式比率が高くなり過ぎないよう、リスクの取り過ぎには注意して、投資を継続していこうと思います。
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