投資という名の長い旅

50代サラリーマンが、インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、セミリタイアを目指す旅路の記録ブログです。市場に居続けることがモットーです。

『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者 バートン・マルキール氏 ミレニアル世代のデイ・トレードや60/40のポートフォリオの終焉について語る

インデックス投資家のバイブルというべき名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者として日本でも知られているバートン・マルキール氏が、ミレニアル世代のデイ・トレードや、60/40のポートフォリオの終焉について、語っていますので、紹介したいと思います。

 

バートン・マルキール氏は、現在87才になりますが、未だに現役のようです。"Wealthfront"というロボ・アドバイザーの会社のChief Investment Officerを務められています。インデックス投資界の長老といった存在ですので、仕事のオファーは幾らでもくるのだと思います。年齢による定年退職というのは違法なアメリカですので、稼ぐ能力とやる気さえあれば、年齢を問わず、いつまでも稼げるという社会なのでしょう。ウォーレン・バフェットが現在89才、その相棒、チャーリー・マンガーは現在96才で、未だ現役の投資家ですから、投資の世界は息の長い仕事なのだと改めて思います。

 

www.marketwatch.com

 

コロナウィルスのロックダウン期間中に、多くのミレニアル世代の若者が、他の楽しみの代わりとしてデイ・トレードに夢中になっていることをどう思うかとの問いに、マルキール氏は次のように答えています。

 

私は競馬もするし、ラスべガスやアトランティックシティでギャンブルもしていたので、ギャンブルが娯楽の一つであることは、何も間違いではない。但し、ギャンブルと投資は正反対の立場にある。投資とは、個別株を買うのではなく、インデックスファンドを買い、長期にわたって保有することである。デイ・トレードを投資だと思うことは、多くの人々にとって危険なことであるし、一般的には損をすることが証明されている。

 

 FRBの前代未聞の流動性拡大による経済刺激策は、今までの通常のパターンのリスクとリターンとの関係を歪めることにならないかとの問いに、次のように答えています。

 

何も問題はない。実体経済と株式市場は、関連性のないものだ。株式市場が好調でも、実体経済は落ち込んでいることは今までもよくあったことである。FRBに限らず、ヨーロッパ中央銀行日本銀行も巨額のお金を経済刺激策として市場に供給していることが、株価を押し上げている。歴史的には、株式は10%程度のリターンを、債券は5%程度のリターンを生み出してきた。これが適切なリスク・プレミアムであると考えると、現在の金利はゼロなので、株式のリターンは5%程度になるだろう。将来の株式のリターンは、今までより低いものになる。

 

伝統的な60/40のポートフォリオについてはどう思うかとの問いには、次のように答えています。

 

60/40のポートフォリオは理想的とは言えない。より広い分散が必要だ。特にリタイアした人達向けのポートフォリオでは、債券の比率はより少なくなるだろう。安全だといわれてきた債券は、充分なインカムをだせないし、長期的にはリスクになる。インフレが起こることが将来的には予想され、金利が上昇すれば、債券価格は下がるからである。

 

それならば、どうすべきか。一つの答えは優先株である。JPモルガンAT&T、あるいは優先株ETFであれば、5%から5.5%程度の配当が得ることができる。あるいは、優良企業の高配当株式である。同様に5%程度の配当を得ることができる、IBMベライゾンを勧めたい。

 

2021年末にセミリタイアを考えている私にとっても、悩ましい問題です。世界中が低金利の時代は当面、継続すると思われますので、債券、例えばBNDは、2%の配当が精一杯です。一方で、高配当株ETF、VYMはコロナショックの時の落ち込みが大きいのが悩ましいです。セミリタイア後のインカムをどうするかは、今後、考えていかないといけない大きな課題です。優先株ETF PFF等も考えていかないといけないかもしれません。

 

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