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投資という名の長い旅

40代サラリーマンが、インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、セミリタイアを目指す旅路の記録ブログです。市場に居続けることがモットーです。

生活防衛資金について

月末に公開しているポートフォリオとは別に、生活防衛資金として、約2年分の生活費を定期預金で保有しています。ペイオフの範囲内で、メガバンク2行に分散して管理しています。本日は、この生活防衛資金について述べたいと思います。

 

私の場合、投資におけるリスク回避とは直接関係のない理由から、生活防衛資金を築き始めました。初めて外資系企業に勤め始めた時、同僚の方より、外資系企業に勤めるということは、ある日突然クビになるリスクは避けられない、その際に食いつないでいくためにも生活防衛資金を準備して、自分の生活を守れというアドバイスを受けたことがきっかけでした。高い給料をもらったからといって浮かれていてはいけない、外資系企業で働くということは、クビになるという最悪の事態に備えておけということだったのです。今思うと、貴重なアドバイスだったと思います。

 

現在は、日系企業に勤務していますので、突然クビになるリスクは少ないですが、大企業ではありませんし、事業そのものが行き詰まるリスクは常にあると感じています。現在関わっている電子部品ビジネスは、浮き沈みが激しい事業です。大きな顧客から、ビジネスを切られてしまった時の落ち込みは大きく、安定しているビジネスではありません。デジタル化における崩壊による企業の突然死がありうる時代となった以上、投資におけるリスク回避だけでなく、仕事がなくなることへのリスク回避も含めて、生活防衛資金が必要な時代になったと思います。

 生活防衛資金の目的は、大きく二つの意義があると考えます。

 

一つ目は、何が起きても、自分あるいは家族の生活を守りきるための資金です。

 

失業、病気、天災といった予想できない収入が途絶える状況に直面してしまった場合、生活を守り、生活立て直しの際に必要な資金ということになります。

 

二つ目は、安定的に長期にわたって投資を継続する、市場に居続けるために、マーケットの下落面における精神安定剤としての効果です。

 

私自身は、2015年から本格的な投資を始め、10年強の経験しかありませんが、マーケットの下落を何度か経験してきました。生活防衛資金を確保することによって、マーケットの値動きに振り回されたり、パニックになることなく、投資を継続することができています。リーマンショックの時は、株式資産は半値以下まで目減りしましたが、狼狽売りすることもなく、毎月の積み立ては継続しました。そういう意味では、やはり精神安定剤としての効果はマーケットの下落局面では大きいと思っています。

 

生活防衛資金はどれ位確保すべきか、これも、色々な意見があるかと思いますし、人によって状況は異なるので、これが正解というのはないと思います。生活費の3ヶ月分、1年分、2年分など。再就職がしやすい業界か、職種かにもよりますし、再就職がしやすい年齢か、そうでないか、様々な条件は人によって異なります。私の場合は生活費の2年分としていますが、自分あるいは家族が精神的余裕をもてるだけの金額を生活防衛資金として保有しておきましょうというのが、一つの答えになるのではないでしょうか。