投資を本格的に始めた2005年には、既に特定口座は制度化されていましたが、当時はメリット・デメリットを真剣に検討することなく、何となく一般口座のまま、しばらく積み立て投資をしていました。そのような理由から、現在でも保有している投資信託、SMT グローバル株式インデックス、eMAXIS 新興国株式インデックス、SMT グローバルREITインデックスの一部については、一般口座に放置したままで保有しています。
これらの一般口座にある投資信託を少しずつ売却して、より保有コストの安いETFにリレー投資をしたいと以前から考えていました。eMAXIS 新興国株式インデックスを売却し、ムニューシン財務長官のドル安容認発言等により、先週から円高が進行していましたので、その売却代金でドルを購入しました。
その売却したドルで、バンガードETF VWOを初めて購入しました。同じ新興国株式という資産クラスの投資信託からETFへのリレー投資ということになります。
eMAXIS 新興国株式インデックスのトラッキングするインデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックス、一方、バンガードETF VWOは、FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスになります。この2つのインデックスの違いは、前者に韓国が含まれるのに対して、後者には韓国が含まれないという違いはあります。個人的にはインデックスの違いは、それ程気になりませんが、経費率はバンガードETF VWOが0.14%と新興国株式に投資するものとしては、最安値です。
一般口座にある投資信託から、ETFへのリレー投資は、これからも少しずつ進めていきたいと思います。