投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガードETF VYMを追加購入しました

本日、6月20日を以って福岡県の緊急事態宣言の解除となり、まん延防止等重点措置への移行になります。県内主要都市(北九州市、福岡市、久留米市)での飲食店の20時までの営業制限、酒類の提供に関する19時オーダーストップの制限も継続されるようですので、あまり状況は変わらないかなと思います。私の勤務先の事業所でも、ついにコロナ陽性者がでてしまったこともあり、GW明けから、一切、外食はしていません。福岡は美味しいものが沢山あるので、行ってみたいお店を色々と調べて、リストアップしているのですが、まだ実行出来ていません。もう少し、我慢しないといけない状況です。

 

先週の金曜日に、高配当株式ETFのバンガードETF VYMを追加購入しました。現地時間、6月18日のアメリカ市場は、ダウが5日連続の下落、533ドル安(▲1.6%)で終わりました。インフレが加速、過熱していることから、FRBの早期利上げ観測が強まったことによる売りということになります。

 

現地時間、6月17日の CNBCのHalftime Reportのインタビューで、いつも強気のジェレミー・シーゲル教授が登場していますので、シーゲル教授の見解を紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

シーゲル教授は、まず、FRBの声明に驚きはない、この2、3ヶ月の間にFRBのテーパリングプランが発表され、おそらく来年には利上げが実施されるであろう。このことにより、市場に何かパニックが引き起こされるかといえば、全くそのようなことはないと明言しています。逆に、もし、FRBが今回、将来の利上げを睨んだ声明をしなかったら、むしろその方が心配だったと述べています。

 

パウエル議長は、優れたコミュニケーターである。この2、3ヶ月先の消費者物価指数(CPI)のデータが極めて重要になる。インフレ懸念が単に短期的なものでないという確証が得られれば、FRBはテーパリングプランと利上げを睨んだ政策を加速するであろう。前代未聞の流動性拡大によって、マネーサプライが20%上昇した。これにより、1年間で20%のインフレになる訳ではないが、この数年で5%〜7%のインフレになる可能性はある。これは FRBが常に目標として掲げている2%程度のインフレターゲットを遥かに上回るものだからだ。

 

シーゲル教授のコメントの後で、おそらくペンシルバニア大学ウォートン・スクールの卒業生で、シーゲル教授の授業を受けていた方が、FRBが2023年の利上げの見通しを発表したが、それまでに約2年間の時間があり、景気の予想も不確実性がまだまだあるのではないかと質問しました。シーゲル教授は、それに関しては、同意する。不確実性はある。前代未聞の流動性拡大は、コロナ禍での経済政策としては正しいが、いつかは経済を通常状態に戻す必要があると述べています。

 

確かに、米国株式市場は、前代未聞の流動性拡大により、力強く回復し、私もその恩恵を受けていますが、この状態がいつまでも続く訳ではないということだと思います。 

 

来月、7月の2週目には夏のボーナスが支給される予定です。今年の夏のボーナス投資は、バンガードETF BNDを追加購入する予定です。ポートフォリオの株式比率が高くなり過ぎており、リスクの取りすぎになっていますので、債券を追加購入して、ポートフォリオを引き締めていきます。株式市場が好調だからといって、調子に乗りすぎないことが、長期投資では重要であると改めて思います。

 

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