今週になって、私の勤務先でコロナ感染者、濃厚接触者(自宅待機者)が急速に増えてきており、今週の勤務先のオフィスはガラガラな状況となりました。以前のような出張や社内飲み会の禁止といった規制はありませんが、在宅勤務を推奨、最低でも週2回は在宅勤務をするようにとの通達が出されたことも影響しているかもしれません。私の身近なところで再び感染者がでてしまったということもあり、当面の間、外出は車での移動のみ、電車で福岡市内中心部に行くことは控えようかなと思います。
昨夜、現地時間の7月27日、FRBは市場予想通りの0.75%の利上げに踏み切りました。その後の記者会見で、パウエル議長が利上げペース緩和の可能性を示唆したことで、ダウ、S&P500、NASDAQの主要3指数は揃い踏みで続伸しました。特に NASDAQは4%超の上昇となりました。
現地時間の7月13日と、二週間程前の記事になりますが、リセッションへのリスクが高まっているという記事が、バンガード社のHPにアップされていたので、ご紹介したいと思います。
世界経済は、おそらく今年もプラス成長となるだろう。しかし、いくつかの経済圏はリセッションの影響を受けるだろう、もし今年でなければ、来年の2023年に影響を受けるだろう。
バンガード社は、年初の頃と比較するとインフレ懸念が高まっていること、金融政策がよりタカ派的になってきていることにより、主要地域の2022年のGDP成長予測を下方修正する。
アメリカは、インフレが40年ぶりの高水準に達しており、FRBがアグレッシブに金利を引き上げる要因になっている。我々は、年末時点のFF金利のターゲット水準は、3.25%〜3.75%のレンジを予想している。これらを考慮すると、我々は、アメリカのGDP成長率は年始の予想の3.5%から、1.5%に下方修正する。
金融政策の引き締め、給料の上昇がインフレの上昇についていかないこと、アメリカの輸出への需要の鈍さ等は、2022年中は継続するだろう。我々は、今後12ヶ月以内にリセッションが起きる確率は25%、今後24ヶ月以内であれば65%の確率であると予測する。
将来、10年間の主要資産クラスの年間リターンの見通しは、
米国株式:3.4%〜5.4% 米国外の株式:6.1%〜8.1%
米国債券:3%〜4% 米国外の債券:2.9%〜3.9%
いかがでしょうか。バンガード社は経済予測、主要資産のリターンの予測に関しては、比較的コンサバな見通しを提示していることが多いと思います。年初から変わっていないのは、向こう10年間に関しては、米国株式のリターンより、米国外の株式のリターンの方が高いという予測は一貫しています。
ここ数年は、米国株式にかなり偏った投資をしてきました。結果的には、単に運が良かっただけかもしれませんが、米国株式への集中投資は正解だったと思います。過去の履歴をチェックしてみましたが、全世界株式ETFであるバンガードETF VTを最後に購入したのは、2016年の6月でした。そろそろ、VTへの追加投資を再開するのも良いかなと考え始めています。
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