昨夜、現地時間の6月2日の米国株式市場は、ダウ、S&P500、NASDAQの主要3指数揃い踏みで、爆上げとなりました。米国の債務上限引き上げ法案が上院で可決され、米国債の債務不履行問題が回避されたことを市場は好感しました。また、米国の5月の雇用統計が発表され、非農業部門の就業者数が+33.9万人の増となり、市場予想の+19.5万人を大幅に上回りました。雇用の伸びは米国の人手不足が依然解消していないことを示していますが、時間当たり平均賃金の伸びが前月比+0.3%となり、鈍化したことを市場は好感したのではないかと思います。
インデックス投資の名著、チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』にある「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせないといけない」という名言の重要性を再認識しました。稲妻が輝く瞬間を逃してしまうとリターンは大幅に減少する、いつ稲妻が輝くかは誰にもわからないので、常に市場に居続けないといけないという意味です。インデックス投資家には、必須の知識だと思います。
5月末のポートフォリオですが、各資産クラスの比率は、4月末のポートフォリオと同じで、変動はありませんでした。5月末の総資産額ですが、ダウ、S&P500、NASDAQの主要3指数はドルベースでは4月末から殆ど増えていませんが、5月末にかけて140円前後まで円安が進んだことによるドル資産の円貨ベースでの押し上げ効果によって、対2023年4月末では+3.3%、対年初来では+9.2%のプラスとなりました。ポートフォリオの総資産額も過去最高値を更新しましたが、月末の円安による効果ですので、余りスッキリはしません。
◆新目標ポートフォリオ
2023年5月末の保有資産一覧
◆日本株式
個別株:資生堂(4911)
eMAXIS 日経225インデックス
ニッセイ TOPIXインデックスF ★
◆先進国株式
eMAXIS 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス ★
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)★
SMT グローバル株式インデックス
楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★
◆新興国株式
バンガードETF VWO
◆日本債券
eMAXIS 国内債券インデックス 5月に売却済み
SMT 国内債券インデックス
個人向け国債(変動10年) ★
◆先進国債券
◆日本REIT
個別REIT:アドバンス・レジデンス投資法人(3269)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、大和証券リビング投資法人(8986)
◆先進国REIT
たわらノーロード 先進国リート ★
★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。
★は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。
★は、毎月、マネックスポイントで積み立てを行なっている投資信託です。
6月は、先月の車検代、任意保険の更新、6月、7月のJGC修行で予約している飛行機代といった具合でクレジットカードの支払いが通常月より大きいので、余り米国ETFの追加購入はできないと思いますが、6月は配当の支払月でもありますので、少しでも高配当株式ETF、バンガードETF VYMを追加購入したいと思います。
宜しければ応援お願い致します!