投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガードETF VTIを追加購入しました

4月はおとなしく節約生活をしていますが、大学時代の先輩方と花見を兼ねてのBBQに行ってきました。誘って頂けるだけでも有り難いことですし、人付き合いはお金では買えない貴重なコトですので、今後も人付き合いにはお金を使っていこうと思っています。今週末も、山梨方面に低山ハイキングに行く予定です。

 

 

先週の12日、金曜日の米国株式市場は、3月のCPIの上振れ結果により、FRBの利下げタイミングが遠のいたこと(6月の利下げはされない可能性が高まった)、大手金融機関、JPモルガンの2024年のガイダンスが変わらなかったことによる期待外れ等の影響で、主要3指数、ダウ・S&P500・Nasdaqは1%以上の下落となりました。

 

3月末に確定申告の還付金が入金されたこと、3月のETFの分配金もありましたので、3口程と若干ではありますが、先週の12日の金曜日の夜にバンガードETF VTIをスポット的に追加購入しました。

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松本大著『松本大の資本市場立国論』を読んでみました

投資をされている方であれば、ご存知の方も多いかと思いますが、著者の松本大氏は、ネット証券大手、マネックス証券の創業者であり、現在は会長を務め、東大法学部を卒業後、ソロモン・ブラザーズゴールドマン・サックスといった外資系金融の第一線で根っからのトレーダーとして活躍されていた方です。

 

最近では東大生の就職希望先に外資系金融、外資系コンサル、外資系IT企業が上位にランクインするのが当たり前という時代になっていますが、80年代後半当時では珍しかったと思いますので、そういう意味では、著者は東大から外資系金融の道に進んだパイオニア的な存在といえるかもしれません。

 

今回、マネックス証券のポイントで交換できる商品の一つに、この本がありましたので、入手してみました。

 

著者の一番のメッセージは、日本経済の立て直しのためには、資本市場をもっと活用して日本経済を活性化していこうということだと思います。

 

アメリカという国は資本市場を最大限活用して繁栄している。また株価の上昇が自然と国民の利益となるような仕組みが確立されている。例としては、確定拠出年金制度である401kプラン(日本でいえばiDeCo)は、米国の投資信託で運用されるケースが大部分であり、株価が上がれば上がるほど、退職資金も増えることになり、401kプランの加入者である民間企業の従業員は直接恩恵を受ける。株式のナチュラル・バイヤーを自然と増やすような仕組みが出来ている。

 

日本はアメリカとは対照的に、日本人の金融資産が預貯金に偏っており、多くの日本人が資本市場の恩恵を受けていない。また企業の株式の持ち合い解消による株式の売却、高齢化社会の影響により大相続時代を迎え、相続のための株式の現金化という売り圧力が強まる可能性が高い。日本は逆にナチュラル・セラーの仕組みが強まってきてしまっている。

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2024年3月末のポートフォリオ状況

先週は、初めての四国、高知に行ってきました。観光客はたまに見かけるなという程度で、最近、問題となっているオーバーツーリズムとは無縁なのが良かったです。外国人観光客も、四国まで来る人はまだまだ少ない状況なのだと思います。人が多過ぎるということはありませんので、ゆっくり観光できました。四国の他の県にも行ってみたくなりました。

 

今回は高知でもメジャーな観光スポット、桂浜、坂本龍馬記念館、高知城等を見てまわりました。

高知といえば定番グルメのカツオですが、刺身、あるいはタタキにせよ、どこで食べても値段は1,200円前後で、一定の質は確保されているように思いました。逆に言えば、どこで食べてもハズレを引くということはないと思います。

 

2024年3月のポートフォリオですが、3月は新NISA口座の成長投資枠への投資のため、eMAXISのSlimでない投資信託資生堂(4911)を売却して、ポートフォリオの見直しを行ないました。先進国株式の比率を少し減らした形の見直しになりました。株式市場は引き続き好調だったこともあり、2024年2月と同様に3月もプラスで推移しました。対2024年2月末では+2.4%、対年初来では+10.0%のプラスとなっています。再び、総資産額も過去最高を更新、いわゆるAll Time Highを引き続き更新している状況です。

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バンガード社のチーフエコノミスト 今年の米国のGDP成長率を上方修正

昨日は、大きな支払いを済ませてきました。1月〜5月分の残りの地方税の約15万円と、健康保険の任意継続の2024年4月〜2025年3月までの1年分前納の約67万円、計82万円です。この82万円を新NISAにつぎ込めれば良かったですが、今年は払うものは払わざろう得ない状況なので、どうしょうもありません。

 

3月のFOMCですが、政策金利は据え置き、今年の利下げについても、0.25ptの利下げを3回という従来からの予想通り据え置きとなりました。市場が警戒していたより、ハト派の印象となり、現地時間3月20日の米国株式市場は、S&P500が最高値を更新しました。

 

 

いつも強気のジェレミー・シーゲル教授とは対照的に、バンガードは株価にせよ、景気予測にせよ、ややコンサバな予測をしているのが通常のパターンですが、ここに来て上昇修正をしたという記事がありました。現地時間3月20日付のThe Streetの記事を紹介したいと思います。

 

https://www.thestreet.com/economy/vanguard-bold-interest-rate-forecast

 

バンガード社のチーフエコノミスト、ロジャー・ディアズ氏は、見方を修正した。FRBが利上げにより景気をクールダウンさせようとしたにもかかわらず、米国経済はあらゆる人々の予想以上に回復力が強いことを証明した。

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新NISA口座 成長投資枠への投資完了

今年の春闘の賃上げ率は、大企業で5%超え、中小企業でも4%超えとなりそうな見通しで、久しぶりに良い話がでてきています。これを受けて、明日、3月18日からの日銀の金融政策決定会合で、マイナス金利解除は決定という話もでています。

 

既にサラリーマンを辞めてしまい、賃上げには全く縁のない身分となっていますが、この話を聞いても特にうらやましいとは思いません。トマ・ピケティの「21世紀の資本」で実証された「r>g」という不等式、要は労働による賃金の伸び(r)より、投資のリターン(g)の方が大きいという冷酷な事実が証明されているからです。賃上げで5%を超えるような景気状況であれば、株式によるリターンは5%を優に超えるのではないかと、個人的には今年に関しては楽観的な見方をしています。

 

 

予定していた通り、一昨日、3月15日(金)に新NISA口座の成長投資枠への投資が完了しました。本ブログでも予告していた通り、下記3つのETFに投資を行ないました。NISA口座は、本来は長期で考えるべきであり、長期でのリターンが一番大きな資産クラスである株式での運用が望ましいと思いますが、セミリタイア、FIRE後の身分ですので、株式だけでは成長投資枠の240万円を消化しきれないという事情もあり、J-REITの国内ETF、NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型ETF(1343)も、今回、成長投資枠で購入しました。

 

バンガードETF VYM 高配当株式ETF

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型ETF(1343)

 

今回の投資で約220万円を使い切り、年間の成長投資枠の240万円に対して、約20万円が残っている状況です。様子を見ながら、下げた時には残りの枠を使って追加投資をするかもしれません。

 

今回初めてSBI証券で、米国ETF、国内ETFを購入してみましたが、ユーザインターフェイスの面で余り使いやすいとは思いませんでした。ユーザインターフェイスの点では楽天証券が一番使いやすいと思います。

 

明日は申請したパスポートを取りに行きます。コロナ禍でパスポートをうっかり失効させてしまい、一からの申請となりました。今年の3月1日より、戸籍謄本については本籍のある市町村に請求しなくても、現在住んでいる市町村でも即日交付されるようになりました。本籍地と現住所が異なる人にとっては、少し楽になっています。海外への航空運賃の高さに驚いていますが、今年中にはどこかに行きたいと思います。

 

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