投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019に投票しました

昨年に引き続き、今年も「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」に投票しました。今回は、3度目の投票になります。

 

2018年は、4位にランク入りした楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)に投票しました。

 

investment-journey.hatenablog.jp

 

今年は、eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)か、あるいはSBI・バンガードS&P500インデックス・ファンド辺りが、上位にきそうな予感がしていますが、私はこのいずれの投資信託保有していません。

 

投票に対しての基本的な考え方は、昨年から特に変わることはありません。自分自身が保有しているもの、未来永劫保有したい(長期投資にふさわしい)と思えるもの、自信を持って投資の初心者も含めた万人にお薦めできるものに投票したいと思いました。

 

今年、投票したのは、昨年度と同じく、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)です。

 

積み立てNISA口座で2018年1月から毎月コツコツと積み立て、現在も継続中です。私は、米国株全体に投資するという考えとの付き合いは長く、2005年に本格的に投資を始めた時に、マネックス証券で扱っていたバンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド(VTSMX:バンガードETF VTIの投資信託版です)で米国市場への投資を開始しました。その後、2014年にマネックス証券が米国株の特定口座に対応してから、バンガードETF VTIへリレー投資を行ない、今日に至っていますので、米国株全体に投資してきて14年になります。投資商品自体は変わっていますが、米国株全体に低コストで長期に渡り投資するのがベストであるという考え方は、投資を始めた頃から全く変わっていません。

 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、投資信託ということで本家バンガードETF VTIを購入するより手間がかからず、最低投資額も100円からということもあり、誰もが手軽に米国株に投資ができるということを評価したいと思います。

 

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2019年11月の定期積み立て実行

ダウ、S&P500が最高値を更新し、失業率も10月時点で3.6%と1969年以来の50年ぶりの低水準にあり、トランプ政権は経済運営については、合格点といえるのではないでしょうか。

 

来年の大統領選の争点が、簡潔に纏まっている日経の記事を読みました。銃規制や中絶を認めるかといった昔からあるアメリカの争点もありますが、一番、驚いたのは、ミレニアル世代は社会主義に抵抗がないという世代のギャップです。

 

vdata.nikkei.com

 

アメリカ社会における平等とは、機会の平等であり、結果の不平等を容認してきた社会でもあります。日本のような、どちらかといえば結果平等の社会を平等とは捉えていません。結果平等の社会に向かってしまうと、起業家精神といったアメリカ経済の原動力は失われてしまうのではと懸念しています。私がバンガードETF VOO, VTIをポートフォリオの中心に据えているのも、現在の主力産業が衰退しても、アメリカなら次の産業が必ず出てくるだろうという起業家精神に賭けているからなのです。

 

富の再分配の強化は必要ですが、成功した人間に対するペナルティーのような、ウォーレン候補が主張するような富裕税(金融資産に課税する)は、アメリカ社会に似合わないと思います。

 

11月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、一昨日の8日に、通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は11月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

12月のボーナス支給日まで、後1ヶ月となりました。 債券や米国REITが、やや下げてきていますので、バンガードETF BNDや、SPDR REIT ETF RWRへの追加投資を考えています。

 

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2019年10月のポートフォリオ状況

今週の米国市場は堅調に推移しました。10月28日にS&P500が最高値を更新、30日にはFRBが0.25%の利下げを実施、昨夜11月1日は10月の雇用統計が前月比12万8千人の増と市場予想の9万人増を上回り、S&P500は再び最高値を更新しました。

 

28日のトランプ大統領Twitterをみても、株価の高値維持が政権の最重要政策であり、個人消費が最高に盛り上がるクリスマス商戦を前に、昨年末のような株価の低迷だけは避けたいという強い意思が感じられます。特にfrankly, EVERYONEと言っているところに、あらゆる階層の人々が株式市場に参加している国、誰もが株高の恩恵を受けているアメリカという国の大統領ならではの発言だと思いました。

 

◆新目標ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20191102110756p:plain

 

◆2019年10月末ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20191102110820p:plain

 

2019年10月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

たわらノーロード新興国株式

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人(8986)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

 

富士山も冠雪しており、山梨も朝晩は涼しくなってきました。 今月は、山梨での初めての冬に備えて、スタッドレスタイヤとホイールの購入という大きな買い物があるため、米国ETFの購入は、12月のボーナス支給まで見送りです。株式、債券、REIT、軒並み高い水準にあり、何に投資するか、悩ましい状況ですが、じっくり考えたいと思います。

 

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小熊 英二著 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』を読んでみました

 社会学者で慶應義塾大学総合政策学部教授である小熊 英二氏の『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学講談社現代新書を読んでみました。この「日本社会のしくみ」では、日本社会の暗黙のルールとなっている「慣習の束」がどのように出来上がってきたのか、特に雇用の面にフォーカスして、歴史的事実と豊富な参考文献に基づいて、解き明かしている本です。

 

https://www.amazon.co.jp/日本社会のしくみ-雇用・教育・福祉の歴史社会学-講談社現代新書-小熊-英二/dp/4065154294/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

 

序章では、日本社会の構成原理に切り込みます。

①学歴が重要な指標となっている。但し、重要なのは学校名(有名大学出身がどうか)であり、何を学んだかは重要ではない。

 

②次に年齢や勤続年数が、重要な指標となっている。但し、それは一つの企業での勤続年数であり、他の企業での職務経験は評価されない。

 

③その結果、都市と地方という対立が生じる。何を学んだかが重要なら、首都圏の有名大学出身である必要はない。

 

④そして、女性と外国人は不利になる。女性は結婚と出産で、勤続年数を中断されがちであり、また外国企業での職務経験が評価されないなら、外国人は入りにくい。

 

こうした「日本社会のしくみ」、日本型雇用慣行が、現代には大きな閉塞感を生んでいます。女性や外国人に対する閉鎖性、正規と非正規との格差、転職のしにくさ、高度人材獲得の困難さ、長時間労働と生産性の低さ、ワークライフバランスの悪さといった多くの問題を引き起こしています。働き方改革が叫ばれているにもかかわらず、社会はなかなか変わらない、何故なら、今の雇用慣行は経営側の裁量を抑制するルールとして、労働者側が歴史的に達成してきたものだからであると、著者は主張します。

 

日本では、欧米のように職務の明確化や同一労働同一賃金といった「職務の平等」を求めなかった代わりに、終身雇用や年功賃金といった「社員の平等」を求めたのです。そこでは採用、昇進、処遇における不透明さは、終身雇用や年功賃金のルールが守れらる代償として、経営者側、労働者側の「取引」として容認されてきたという歴史的経緯があるのです。

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2019年10月の定期積み立て実行

この3連休は、京都に旅行に行く予定でしたが、台風19号の影響による、東海道新幹線の計画運休が発表された昨日、全てキャンセルしました。ここ数年、春と秋、年2回、京都、大阪方面に行っていましたが、 今回のキャンセルはやむを得ません。この時期の京都は、本格的な紅葉シーズンの前で、それ程、混雑していないこともあり、普段公開されていない神社仏閣の特別拝観が色々な場所で行なわれるのが恒例になっているので、楽しみにしていたのですが、来年の春までお預けです。

 

山梨に住んで意外なメリットは、台風が来た時に雨は降りますが、風の影響は殆ど受けないということです。山梨といっても、甲府盆地の中に住んでいることのメリットにはなりますが、富士山を始め、南アルプスといった高い山に囲まれている地形がもたらすメリットなのだと思います。東京で働いていた時は、台風が来ると、出勤/帰宅できるか、電車はいつ止まるか、色々と心配することがありましたが、工場の従業員の方々も、余り台風を心配している様子はありません。

 

 10月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、今週、9日に、通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は10月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

昨日は米中貿易戦争で、新たな動きがありました。米中閣僚級会議が開かれ、農作物や為替といった特定分野で部分的に暫定合意しました。これを受けて、10月15日から予定されていた中国製品への制裁関税の引き上げを先送りしました。

 

アメリカが望んでいた本丸である、中国企業への技術移転の廃止や、中国政府から中国企業への産業補助金の廃止といった難題については、今回の協議では先送り、特に進展はなかったようです。

 

一時は、来年の大統領選を前に、妥協して合意する必要はないという強気のコメントをしていたトランプ大統領ですが、これもトランプ流のディール(駆け引き)だったのでしょうか。この第1段階を終えた後は、第2段階をすぐ始めると発表しており、やはり、来年の大統領選での再選を意識して、有権者へのアピールを続けていくものと思います。米国への投資は、今まで通り、淡々と続けていくだけです。 

 

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