投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

2018年冬のボーナス投資は、バンガードETF BND, VOOを追加購入しました

先週は年内最後の大きな会議が終わり、通常であれば、比較的ゆったりとしたペースで会計年度末を迎えることになっているはずだったのですが、1月から始まる新会計年度、2019年度の予算が、私が所属している事業部だけ却下され、やり直しという異常な事態となり、更なる利益の積み上げ策を1月中旬過ぎまでに纏めなければならない状況で、年末なのに落ち着かない状況が続いています。

 

2018年冬のボーナス投資を行ないました。株式市場が乱高下しており、先行きが不透明な状況で、まずは守りを固めるために、ボーナスの大部分は米国債ETFのバンガードETF BNDを追加購入しました。米国株式にも少しは投資したかったので、迷った時は定番のS&P500に投資しておこうと思い、バンガードETF VOOを少しだけ追加購入しました。

 

今回の投資が、年内最後の投資となりました。2017年は全世界で「ゴルディロックス」相場で好調だったのに比べると、今年は、下記のNYダウ、S&P500の今年のチャートを振り返ると、明らかにボラティリティの高い、乱高下した相場だったということです。2016年、2017年と右肩上がりの相場だったので、いつまでもこんなことが続くことはなく、今年は一休みした調整相場だったといえるのではないでしょうか。

 

◆NYダウ

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◆S&P500

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来年も、しばらく不安定な相場が続くと思いますが、ポートフォリオのリスクを取り過ぎないように、債券投資も適宜行ない、淡々と積み立てていきたいと思います。

 

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ジェレミー・シーゲル教授 FRBはもっと市場の声を聞くべきだと主張する

米国株に投資をされている方には、お馴染みのジェレミー・シーゲル教授が、米国市場が2日連続で続落した現地時間の12月20日(木)に、CNBCでFRBの声明にショックを受けた、FRBはもっと市場の声を聞くべきだと主張していましたので紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

FRBは、現地時間の19日(水)に0.25%の利上げを決定し、2019年の利上げ予想回数を3回から2回に見直し、またバランスシートの縮小については、現在のペースで粛々と進めていく意向を表明しました。

 

この声明について、シーゲル教授は非常にショックを受けた、これは良くないことだ。FRBが、世界経済の減速を認識していないと主張しています。

 

ウォール街の投資家は、アメリカ経済、世界経済の両方をみているが、FRBは比較的好調なアメリカの経済のデータしかみていない、世界経済の状況を考慮に入れていないことが問題だとシーゲル教授は指摘します。

 

45%のS&P500の利益は、海外(アメリカ以外)の売上から発生している。株式市場の方が、パウエル議長より、世界経済の減速を不安視している。FRBは株式市場より、認識が後手に回っていると、シーゲル教授は補足しています。

 

株式市場の心配を、FRBが認識していなかったことには大変失望させられた、米国市場が、この2日間続落した反応については、何も驚かされることではないと、シーゲル教授は総括しました。

 

このシーゲル教授の見方を、自分なりに考えてみると、新興国株も冴えませんし、私の会社の業績をみていても中国市場も今年は今一つでした。欧州もイギリスのEU離脱で先行は不透明、アメリカだけは大丈夫だろうと思っていましたが、世界経済の減速という影響からは逃れられないということになります。

 

まだ2018年の冬のボーナス投資を実行していませんが、市場は先行不透明な状況なので、基本は安全策をとり、バンガードETF BNDを追加購入して、ポートフォリオを引き締め、S&P500は年初と比べても下げていますので、バンガードETF VOOを少しだけ追加購入しようと思います。

 

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カリフォルニアの自営業志向という生き方

私のカリフォルニアの留学先の学校もそうでしたが、カリフォルニアのビジネススクールにきている人は、基本、自営業志向が非常に強く、大企業のサラリーマンとして出世したいという人は殆どいなかった印象です。下記の記事を読むと、このカリフォルニア気質は、現在でも変わっていないようです。

 

gendai.ismedia.jp

 

私は大学卒業後、最初に勤務した日系大手電機メーカーを10年目に退職し、完全に退路を絶って私費留学した立場でしたので、この筆者のように、会社のお金で留学させてもらい、帰る場所がある企業派遣の日本人とは立場が違いました。但し、日本の大企業のサラリーマン体質に10年間、どっぷり浸かっていたこともあり、多くのクラスメートが大企業のサラリーマンにそれ程関心がなく、自営業を目指す生き方に最初、戸惑いを感じたことは事実です。

 

日本で刷り込まれていた、サラリーマンこそ正義、安泰、サラリーマンでなければ人ではないという宗教は、世界で日本人しか信仰していない宗教であることにカリフォルニアで生活していて、気が付きました。学校での勉強以上に、一番大きなカルチャーショックを受け、自分の人生観に大きな影響を与えたことは間違いありません。

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2018年12月の定期積み立て実行

米国市場は、乱高下が続いています。 神経質な動きをしている印象ですが、冬のボーナス投資は、慌てず、来週の18日、19日のFOMCの結果をみてから、投資をしたいと思います。企業業績や経済指標は悪くないので、予定通り、利上げは行なわれるものと予想しています。

 

さて、12月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、昨日の11日に、通常通りに自動買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は12月末になります。

 

積み立てNISAは、年間の投資限度額の上限40万円になるように、冬のボーナスで端数を調整しました。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF

たわらノーロード新興国株式

SMTグローバルREITインデックス

個人向け国債(変動10年)

 

マネックス証券の特定口座で積み立てていた投資信託を、来月から楽天証券に切り替え、楽天カードで決済することにしました。1月から積み立てが始まるように、無事、設定を完了しました。これを機に、より低コストの投資信託に切り替えようと思い、下記の3つに決めました。当面、これでいきたいと思います。

 

日本株式:ニッセイTOPIXインデックスF(今まで通り継続)

新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

先進国REIT:たわらノーロード 先進国リート

 

また、楽天ポイント投資信託を購入しました。お試しで、500pt分だけ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを購入してみました。これをポイント投資専用の投資信託として、コツコツ購入していきたいと思います。

 

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転勤の内示を受けました

私の会社は12月決算なので、今月が会計年度末、来年1月から、新たな会計年度の始まりとなります。10月位から、それとなく聞いていましたが、来年1月に社内で大きな組織変更があり、新たな事業本部、事業部が設立され、取締役、執行役員級の人事も、色々と社内で噂になっていました。そういう状況下で、私の仕事も変わる可能性がゼロではないと内心、覚悟はしていました。

 

そんな矢先、先月、新たに設立される事業部の事業部長になるだろうと噂されていた方から、ちょっと話があると呼び出され、開口一番、新しくできる自動車向けビジネスの事業部の事業企画として、3月から静岡県に行ってくれといわれました。1月は現組織での決算の締めもあり、実績を纏めて、2月に引っ越し準備、3月から静岡県に赴任ということになります。今までは、パソコン、スマホタブレットといった民生電子機器向けのビジネスでしたので、自動車向けのビジネスは全く経験がありません。社内の人脈も自動車向けビジネスの人達とは、殆ど関わりがありません。まだビジネスの規模も小さく、トヨタ系のサプライヤーK社、ドイツの自動車部品大手B社位しかビジネスがなく、会社としても、自動車向けビジネスを成長ビジネスと位置付けており、新たな顧客を開拓し、ビジネスを伸ばしていくことに関われるのは面白いかなと思い、転勤の話を受けることにしました。

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