投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガード社のレポート 米国大統領がどちらの政権になってもリターンには殆ど影響がない

米国の大統領選挙も無事にトランプ勝利で終了しました。今回は暴動といった政治的な混乱もなく、米国の株式市場もトランプ勝利を肯定的に捉えているのか、上昇しています。

現地時間11月6日の記事になりますが、バンガード社のHPで米国大統領がどちらの政党(共和党あるいは民主党)の政権になろうとも、投資のリターンには殆ど影響がないという記事が公表されていましたので、ご紹介したいと思います。

 

corporate.vanguard.com

 

投資家はどちらの政党の政権下になろうとも、投資のリターンについて心配することはない。これは歴史が証明していることだ。株式60%、債券40%のポートフォリオのリターンは、1860年以降、共和党の大統領政権下での年間リターンが8.1%、民主党の大統領政権下での年間リターンは7.8%と、大きな差はない。

 

選挙の結果が明らかになると、一部の投資家は何かする必要があるのではという感情になるようである。ポートフォリオを調整したところで、マーケットが近い将来、どのような動きをするのかは誰にもわからない。多くの場合、タイミングを見計らって何かをすることは、低い時に売り、高い時に買うという結果になりやすい。大統領選挙という一つの要素だけを株式市場の変動要因として捉えるのは意味がない。事実、バンガードの調査によると、大統領選挙のある年とない年の投資リターンの関係に統計的有意差はみられないのである。

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2024年10月度の米国ETFの流出入状況

今日は朝から米国大統領選挙の開票をみています。ミシガン州アリゾナ州といった激戦州(スウィング・ステート)の勝敗がまだわからない状況ですが、選挙人が19人と多いペンシルベニア州でトランプが勝利したことで、ほぼ確定となり、このブログを書いている最中ですが、勝利宣言をしています。

 

株式市場はトランプ勝利を織り込み、主要3指数(ダウ、S&P500、Nasdaq)の先物は大幅に上昇しています。

 

7月にカリフォルニア留学時代のクラスメイトと東京で再開した時も、話題になりましたが、私の住んでいた街のダウンタウンもホームレスと麻薬中毒者だらけになってしまい、すっかり荒れ果てており、現在はとても飲みに行ける場所ではないとの話になりました。カリフォルニアの他の大都市、サンフランシスコやロサンジェルスも同じような状況で、やはり民主党政権の移民政策、いき過ぎたリベラル政策に問題があったのは明らかだと思います。

 

アメリカは社会主義国家ではなく、資本主義社会であり続けて欲しい、結果の不平等はあっても、自由競争・機会均等が徹底され、誰にでもチャンスがある社会であって欲しいと思います。そうでないと、株式市場も活性化しませんし、新しい産業も生まれてきません。

 

現地時間、11月4日付のETF.comからの資料になりますが、2024年10月度の米国ETFの流出入状況をご紹介したいと思います。

 

www.etf.com

 

10月単月の資金流入状況は1,180億ドルとなり、10月累計では8,120億ドルとなりました。このままのペースで11月、12月が推移すれば、2024年度の資金流入状況は史上初めて1兆ドルを超えそうな見通しになります。

 

10月単月は、王道のS&P500に連動するバンガードのVOOが1位、BlackrockのIVVが2位と、S&P500に連動するETFが1位と2位を独占しました。

 

4位にはBlackrockのBitコインETFのIBITがランクインしました。10月累計でも3位にランクインしています。

 

債券ETFにも引き続き資金が流入しています。Fidelityの総合債券ETFのFBNDが6位、Blackrockの長期債券ETFのTLTが7位、バンガードの総合債券ETFのBNDが8位にランクインしています。

 

トランプ勝利で、株式市場にとっては良い方向に向かうことを期待しています。再度、トランプ・ラリーが来るのか、年末に向けてのラリーを期待したいと思います。

 

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2024年10月末のポートフォリオ状況

10月は山梨の大月駅近くの岩殿山に低山ハイキングに行きましたが、それ以外は、どこかに出掛けることもなく、基本、おとなしくして過ごしました。

 

今週は大学時代の友人2人が自宅に遊びに来てくれました。一人は9月末に専門商社勤務からFIREしたサークルの同期、もう一人はロンドン駐在から一時帰国していたサークルの同期です。自宅近くの豚ホルモン焼肉屋へ行って昼飲みをして、ロンドン駐在中の友人の希望で、最後の締めで豚骨ラーメンを食べてから解散しました。気の知れた友人との、このような過ごし方も悪くないと思いました。

 

2024年10月末のポートフォリオ状況ですが、各資産クラスの比率は米国株式市場の好調と円安影響もあり、先進国株式の比率が対2024年9月末と比較して+1ポイントの増、一方、先進国債券は長期金利上昇の影響もあり、▲1ポイントの減となりました。総資産額は、対2024年9月末では+5.4%、対年初来では+16.2%のプラスとなり、2024年6月末以来の総資産額の最高値更新(いわゆるAll Time High)となりました。

 

◆新目標ポートフォリオ

◆2024年10月末ポートフォリオ

2024年10月末の保有資産一覧

日本株

ニッセイ TOPIXインデックスF

バンガードETF VTの日本株部分

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)(新NISA口座)

◆先進国株式

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(旧積み立てNISA口座)

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

バンガードETF VYM(新NISA口座)

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

個人向け国債(変動10年)

◆先進国債

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT:アドバンス・レジデンス投資法人(3269)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、大和証券リビング投資法人(8986)

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型ETF(1343)(新NISA口座)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

不動産セレクト・セクターSPDRファンド XLRE

たわらノーロード 先進国リート

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

は、毎月、マネックスポイント(dポイント)で積み立てを行なっている投資信託です。

 

来週の大きなイベントは、何と言っても11月5日の投票日を迎える米国大統領選挙です。最近になって激戦州でのトランプ優勢のニュースが増えてきたようにも思いますが、激戦州はどちらが勝つのか、蓋を開けてみないとわからないと思います。株価にも影響を与えそうなビッグ・イベントですが、冷静に対応したいと思います。

 

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バンガード社のレポート 60/40のポートフォリオのリターンは安定してきている

本日、衆議院選挙に行ってきましたが、今回、初めて自民党には投票しませんでした。以前にも述べた通り、石破政権の本質は、高齢者・地方へのバラマキ、緊縮財政、増税路線なので支持しません。小選挙区:白票、比例代表:国民民主党に投票しました。

 

小選挙区の立候補者は、自民も立民も高齢者へのバラマキ続行、社会保障制度改革に意欲が全く感じられなかったので信任しません。現状維持、緊縮財政、増税路線一直線の候補しかいなかったので、やむを得ず、白票を投じました。

 

社会保障制度改革は最重要課題だと思いますので、改革に意欲のある政党に投票しました。個人が自立することが自由主義社会では大前提と考えていますが、公的年金国民皆保険制度を否定している訳ではありません。アメリカのように政府は余計なことを何もするなというリバタリアンでもありません。団塊の世代後期高齢者になると、現状のように現役のサラリーマンから搾り取る(取りやすいところから取る)だけでは制度が行き詰まると思っているからです。

以前、2023年3月に60/40のポートフォリオの記事を紹介しました。ゼロ金利の影響で債券投資の利回りが低下し、一時は60/40のポートフォリオは死んだ、債券不要論も言われていました。米国がゼロ金利を脱したことにより債券投資のメリットも回復してくるので、60/40のポートフォリオのリターンも改善してくるであろうという見通しでした。

 

investment-journey.hatenablog.jp

 

現地時間11月22日の記事になりますが、バンガード社のHPで株式60%、債券40%、いわゆる60/40のポートフォリオのリターンが安定してきているという記事が公表されていましたので、ご紹介したいと思います。前回の記事の続編という位置付けになります。

 

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新NISA口座 成長投資枠でバンガードETF VYMを追加購入しました

前回の2024年7月以来、久しぶりの米国ETFの追加投資になります。9月に米国ETFからの分配金があり、その分配金を種銭として、昨夜、新NISA口座の成長投資枠で高配当株式ETF、バンガードETF VYMを5口程、追加購入しました。

 

 

10月に入って米国株式市場は回復してきており、ドル/円の為替レートも148円〜149円近くまで戻ってきていることもあり、円貨ベースでの総資産額も最高値に近づきつつあります。現在の私の状況では、米国ETFからの分配金が入った翌月(1月、4月、7月、10月)位しか、追加投資ができる機会がありませんので、相場の状況にかかわらず、少しでも追加投資をして、新NISAの成長投資枠を埋めていくことになります。今年の成長投資枠の240万円に対して、約8万円が残っている状況です。12月に米国ETFの分配金が入り次第、12月中に前倒しでバンガードETF VYMを4口追加購入して、残りの枠の8万円を何とか埋めていきたいと思います。

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