投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

2018年6月の定期積み立て実行

本日、いよいよワールドカップ・ロシア大会が開幕となります。会社でも、何となくですが、話題にする人も少なく、静かな開幕という感じですが、4年に一度の祭典ですので、楽しみたいと思います。個人的には、リーガコンビの乾選手、柴崎選手の活躍を期待したいです。

 

さて、6月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、一昨日の12日に、通常通りに自動買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は6月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF

たわらノーロード新興国株式

SMTグローバルREITインデックス

個人向け国債(変動10年)

 

FOMCは、米国時間、6月13日に今年2度目となる、0.25%の利上げを決めました。注目されていた、年内の利上げ見通しですが、今年は3回の利上げではないかという市場予想に対して、年内あと2回、計4回の利上げ見通しを発表しました。

 

FRBのパウエル議長は、失業率も低水準にとどまり、米国経済はうまくいっているとの認識を示しました。また物価上昇率も、ターゲットの2%に達していることも、利上げ回数を年内あと2回へと引き上げている要因と思われます。先週に紹介したシーゲル教授の予想が的中したということになります。

 

夏のボーナス支給は、7月第1週になる予定ですが、このFOMCの決定を受けて、当初の予定通り、夏のボーナス投資は、バンガードETF BNDをメインに追加購入しようと思います。

 

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2018年5月末のポートフォリオ状況

5月は、仕事がバタバタしていたため、市場の動向も余りウォッチできていません。通常の定期積み立てのみを淡々と実行しているだけですが、それでも投資が継続できるのが、インデックス投資の良いところだと思います。

 

そんな状況ですが、2018年5月末のポートフォリオ状況です

 

◆目標ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20180603155250p:plain

 

◆2018年5月末ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20180603155313p:plain

 

2018年5月末の保有資産一覧

日本株

個別株:三越伊勢丹ホールディングス(3099)、資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS 新興国株式インデックス

たわらノーロード新興国株式 ★

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT:ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)

◆先進国REIT

SMT グローバルREITインデックス ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

 

米国株に投資されている皆様には、お馴染みのジェレミー・シーゲル教授が、CNBCで株式市場には注意が必要と、やや弱気なコメントをしているので紹介します。

 

www.cnbc.com

 

昨年の2017年は、株式相場に対して常に強気な発言をしていましたが、昨年の12月からは、2018年は2017年のような上げ相場とはならないという見方に転じ、現在でもその見方は変わっていないようです。

 

一つは、FRBによる金利の引き上げです。多くの人々が、FOMCの議事録をややハト派的にみているが、シーゲル教授は、今年のFRBの利上げは4回実施されるとみているようです。

 

もう一つは、中国との貿易戦争が株式相場へのリスクだと指摘しています。トランプ大統領は、この問題に対して、慎重にも慎重に対処しなければならないといっています。

 

いずれにせよ、6月12日、13日のFOMCに注目していきたいです。利上げが行われるのであれば、夏のボーナス投資は、バンガードETF BNDをメインに追加購入しようと思います。

 

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2018年5月の定期積み立て実行

5月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、先週の木曜日に、通常通りに自動買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は5月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF

たわらノーロード新興国株式

SMTグローバルREITインデックス

個人向け国債(変動10年)

 

さて、5月といえば、アメリカの大学の卒業シーズンです。CNBCの記事で、LinkedInの調査による2016年、2017年卒業生を対象にしたアメリカの大卒の初任給(年収)が職種別に記載されていましたので、紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

アメリカの場合、特徴的なのが、大卒と一括りにしても、職種によって初任給が大きく異なるということです。日本のように職種関係なく、大卒の初任給が250万〜300万円位でスタートするのとは対照的です。最も応募があった10の職種が紹介されていますが、1位のソフトウェアエンジニアの初任給が9万ドルを超え、2位の投資銀行アナリストが8万ドルを超えているのに対して、10位の管理業務アシスタントは半分以下の4万ドル未満の水準です。

 

一言でいえば、非常に高騰してきているというのが印象です。カリフォルニアの友人から聞いているのは、カリフォルニアではエンジニアの初任給10万ドル超えが最近では珍しくないようです。但し、彼らも、それが市場価格なので、そういうものだと思う反面、インターン程度の実務経験しかない新卒に対して、払いすぎだと思う面もあるようです。

 

日本との差は、何でしょうか。20年以上のデフレで物価上昇がない日本では、給料も上がる理由がありません。相対的に日本は貧しくなってきているということです。一方、アメリカは年2%程度の緩やかなインフレ(FRBも、基本的には年2%程度のインフレを政策目標にしています)が継続して起きていますし、トランプ政権が移民制限を強化する意向を示しているものの、それでもアメリカは人口増の社会です。

 

物価上昇、賃金上昇というインフレの好循環の恩恵を受けるにはどうすればよいのでしょうか。日本で生活しながら、その恩恵を受けるためには、米国株に投資をし続けることが、一番簡単で、現実的な方法だと思います。私のポートフォリオも米国株中心にしていくことに変わりはありません。

 

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2018年4月末のポートフォリオ状況

GW前半の4月28日〜30日の3連休、京都に行ってきました。桜の時期も終わり、一息ついた感じで、観光客もそれ程多くなく、また夏の京都独特の盆地の蒸し暑さもなかったので、観光には最高の時期だったと思います。

 

今回の一番の目的は、過去3回抽選に外れていた、京都の皇室観連施設の一つ、修学院離宮の抽選に初めて当選し、拝観することができました。時間ごとに定員が決まっていて、宮内庁の職員の方によるガイドを聞きながら、グループ行動で拝観するスタイルになります。比叡山からの水を引き込んだ回遊式庭園と新緑が見事でした。事前申請で抽選に当選するという手間はありますが、拝観自体は無料ですし、一見の価値はあります。

 

f:id:saintlouis:20180503121749j:plain

 

さて、2018年4月末のポートフォリオ状況です。

 

◆目標ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20180503120541p:plain

◆2018年4月末ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20180503120706p:plain

 

2018年4月末の保有資産一覧

日本株

個別株:三越伊勢丹ホールディングス(3099)、資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座)

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS 新興国株式インデックス

たわらノーロード新興国株式

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年)

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT:ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)

◆先進国REIT

SMT グローバルREITインデックス

 

4月は毎月の定期積み立てのみで、米国ETFへの投資はありませんでした。先週の4月25日に、米国10年債の利回りが3%の大台にのったので、バンガードETF BNDに割安感がでてきている感じはします。今年は、会社の上半期の売上が芳しくない状況なので、正直、夏のボーナスに期待ができないのですが、夏のボーナス投資では、BNDと個人向け国債(変動10年)を購入して、債券比率を増やしていくことを考えています。

 

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波頭 亮著 『AIとBIはいかに人間を変えるのか』を読んでみました

昨年の5月、マーク・ザッカーバーグハーバード大学の卒業式スピーチで、アメリカにもベーシック・インカム(以下BIと省略します)の導入の必要性を主張しました。その後、オランダ人ジャーナリスト・歴史学者、ルドガー・ブレグマンのBIの本を紹介しました。

investment-journey.hatenablog.jp

investment-journey.hatenablog.jp

 

これに続いて、今回は『AIとBIはいかに人間を変えるのか』を紹介したいと思います。

 

https://www.amazon.co.jp/AIとBIはいかに人間を変えるのか-NewsPicks-Book-波頭亮-ebook/dp/B079JQJR55/ref=pd_rhf_gw_p_img_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=E9PJ70HZX4ZVRQJYCWQV

 

著者の波頭 亮氏は、元マッキンゼー経営コンサルタントということもあり、政治的なイデオロギー、資本主義的な機会の均等か、社会主義的な結果の平等かといった観点からBIについて論じている訳ではありません。極めて実務的、近未来予想的な観点から、このままAIが進化していけば、おのずとBIの導入が不可欠になるだろうという主張です。

 

この本は、第1章がAI、第2章がBI、第3章がAI+BIの社会というシンプルな構成になっています。各章について、印象的だったことを紹介します。

 

第1章で、AIによって代替される仕事と、そうでない仕事について述べています。膨大な情報、データを処理し、規則性・相関関係を抽出したり、客観的妥当性を導くといったことはAIが得意とする分野になります。私の現在の仕事、経営企画・事業企画は、まさにこのような仕事、エクセルでデータを加工し、客観的な要因を分析する、あるいは投資を行なうべきか否かの判断をするといったことであり、将来はAIによって淘汰されていくことになります。そういうことを自覚して、今後、仕事をしていくべきだと思いました。

 

一方、AIによって奪われない仕事とは何でしょうか。著者は「感情労働」だといっています。状況を読み取り、相手の感情を汲んで、臨機応変に対応することで、相手に情緒的な価値を提供する労働ということになります。具体的には、医療、看護、介護、保育、おもてなしのような観光業といったところでしょうか。一言でいえば、AI時代の仕事は「心」が大事な仕事ということになります。但し、現状、医師は別にして、看護、介護、保育、観光業は、給料が決して良い業界ではありません。慢性的な人手不足により、長時間労働も問題になっています。AI時代になっても、必ず残るであろう仕事が、低賃金、長時間労働のため、人が集まらない、日本社会の大きな問題だと思います。

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