投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

S&P500インデックスが誕生して本日は60周年になります

CNBCの記事(下記参照)によると、S&P500インデックスは、60年前の1957年3月4日に誕生しました。本日、2017年3月4日は60周年ということになります。

 

www.cnbc.com

 

S&P500は、格付け会社としても有名なスタンダード&プアーズ社が、NYSENASDAQに上場する大型株500銘柄を基に算出した株価指数のことです。

 

一方、日本のニュース番組等で日常的に取り上げられるアメリカの有名な株価指数といえば、NYダウ(ダウ平均株価)ではないでしょうか。こちらは、アメリカの経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル等を発行しているダウ・ジョーンズ社が、独自に選定した30社によって構成されている株価指数のことです。

 

このS&P500とNYダウでは、算出方法に違いがあるのです。S&P500は時価総額を、NYダウが株価を基に指数を算出している点で、意味することが異なるのです。

 

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2017年2月末のポートフォリオ状況

2017年2月末のポートフォリオ状況です。 

 ◆目標ポートフォリオ

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 ◆2017年2月末ポートフォリオf:id:saintlouis:20170228210700p:plain

 2017年2月末の保有資産一覧

日本株

個別株:三越伊勢丹ホールディングス(3099)、資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

SMT グローバル株式インデックス ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS 新興国株式インデックス ★

バンガードETF VTの新興国株部分

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT:ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)

◆先進国REIT

SMT グローバルREITインデックス ★

 

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託になります。

 

2月の変化点ですが、新たな保有資産として、J-REIT東急リアル・エステート(8957)を購入しました。出資母体は東急電鉄で、オフィスと商業施設の複合型。物件は東京都心5区、東急沿線中心の首都圏特化型になります。分配金利回りは3.7%とまずまず、NAV倍率が0.97と割安感はありました。

 

既存のeMAXISシリーズの信託報酬引き下げの可能性が、ほぼゼロになりましたので、新興国株式のインデックスファンドの見直しを検討しています。現在、毎月積み立てをしているeMAXIS新興国株式インデックスから、乗り換えということになります。候補は幾つかありますが、じっくり考えたいと思います。

ウォーレン・バフェットから個人投資家へのアドバイス

世界最強の投資家として知られているウォーレン・バフェットが率いる投資会社、バークシャー・ハサウェイの毎年恒例の株主への手紙が、現地時間の2月25日に公表されました。「オマハの賢人」といわれているバフェットからのメッセージは、29ページにも及ぶ長文ですので、全部を読むのは大変ですが、バークシャーの株主だけでなく、個人投資家にとっても有益なメッセージがありましたので、ご紹介したいと思います。

 

バークシャー・ハサウェイのホームページで公開されています。リンク先は下記の通りです。

http://www.berkshirehathaway.com/letters/2016ltr.pdf

 

バークシャー・ハサウェイについては、私が保有しているバンガード社のETF, VOO, VT, VTIを通じて間接的に保有していることになります。米国株については個別株投資をしていないので、バフェット銘柄といわれる個別株への集中投資で、S&P500を上回るリターンを長期にわたって実現してきたバフェットの手法というところには、それほど興味はありません。

 

バフェットからの、インデックス投資家に対する心強いメッセージが、24ページの下の方にあります。ウォール街のアクティブファンドやヘッジファンドのマネージャーの多くは、S&P500といった市場平均を長期にわたって上回ることはできない。彼らに高いコストを払うくらいなら、大口の投資家であろうと、小口の投資家でも低コストのインデックスファンドに投資し続ける方がましだと結論付けています。

 

特に高額な運用報酬を得るヘッジファンドマネージャーを厳しく批判しています。過去10年間にわたって1,000億ドルものの大金が無駄になったと指摘しています。

 

それらとは対照的に、長年にわたって、低コストのインデックスファンドに投資することを勧めてきたバンガード社の創始者であるジャック・ボーグルを称賛に価すると、投資家に多くの利点をもたらした人物を讃えるために、彫像を建てるとしたら、ジャック・ボーグルでなければならないといっています。

 

バフェットは、昔から、一般の個人投資家には、S&P500に連動するインデックスファンドに投資することを勧めていましたが、今年の株主への手紙でも、その考え方は全くブレていないということです。

 

私自身は、昔は個別株への投資も一時期行なっていましたが、とても市場平均を上回るような成果を出すことができませんでした。2009年頃からインデックスファンド中心への投資に切り替え、今日に至りますが、改めて、個人投資家はインデックスファンドだけに投資していれば良いというシンプルで明解なアドバイスを実践していきたいと思います。

バンガードETF VYM(米国高配当株式ETF)の経費率が引き下げられました

昨日、2月24日、下記の通り、バンガード・インベストメンツ・ジャパンより、バンガードETF及び投資信託の経費率改定が正式にアナウンスされました。

 

www.vanguardjapan.co.jp

 

アナウンスされた5本のETFの内、私が現在保有しているバンガードETF VYM(米国高配当株式ETF)の経費率が、0.09%→0.08%に改定されました。丁度、1年前の2016年2月にも0.10%→0.09%に引き下げがありましたので、2年連続の経費率引き上げとなり、うれしい限りです。

 

たがが0.01%、されど0.01%です。バンガード社の、スケールメリットを活用してファンドの運営コストを低減し、保有者に対して利益として還元するという、この一貫した継続的な取り組みを高く評価しています。投資者の利益を第一に考える姿勢は、保有していて安心感があります。

 

今のところは、米国ETFを買う資金がなく、夏のボーナス支給時まで待たなければなりませんが、全力で買い続けたいと思います。バンガードさん、Good Jobです!

 

 

 

 

 

 

マネックス証券より米国株投資応援キャンペーンの入金がありました

小売大手のウォールマート、ホーム・デポの決算が好感され、ダウ、S&P500、NASDAQの主要三指数が揃って、現地2月21日付の終値で最高値を更新しました。減税策や規制緩和を期待しての動きと思いますが、トランプ・ラリーの勢いは底堅い感じです。

 

マネックス証券より、昨年の12月から今年の1月まで行なわれていた、米国株と米ドルの買付手数料全額キャッシュバックという米国株投資応援キャンペーンの入金が、一昨日ありました。

 

入金されたのは2万円弱でしたが、勿論、全額再投資にまわすことにしました。米国ETFを購入するには、手数料を考慮すると割に合わない金額ですので、投資信託(SMTグローバル株式インデックス)を購入しました。何に投資するか、迷った時は、とりあえず先進国株という感じです。

 

キャッシュバックの上限金額なしという太っ腹なキャンペーンでしたが、また夏頃に、このようなキャンペーンが実施されることを期待しています。