投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガード社の投資家期待値レポート(2024年4月)2024年の楽観的な見通しは変わらず

現地時間、5月9日の記事になりますが、前回2024年1月に本ブログでもご紹介したバンガード社の投資家期待値レポートの2024年4月度のアップデート版がバンガード社のHPにでていましたので、再びご紹介したいと思います。

 

corporate.vanguard.com

 

◆前回2024年1月の記事

investment-journey.hatenablog.jp

 

直近12ヶ月のリターンは6.3%を期待しており、前回の12月時点の5.7%から、+0.6ポイント高いものになっています。これは2023年の全ての時期よりも高い水準になっています。また向こう10年間の株式のリターンは7.4%を期待しており、前回の12月時点の7.2%から微増ですが、引き続き高い期待値を示しています。2021年中頃以来の非常に楽観的なレベルにあるということです。

 

アメリカ経済の将来3年間の平均のGDP伸長率は3.4%となっており、前回の12月時点の3.5%から殆ど変わらず。また向こう10年間の平均のGDP伸長率は3.8%となっており、前回の12月時点の3.9%から殆ど変わっていません。

 

但し、インフレの見通しについては、高い水準が続くものとみているということです。今回の4月の調査では、直近12ヶ月のインフレ率は3.5%、向こう10年のインフレ率は3%と、FRBインフレターゲットの2%を超える水準を予想しているようです。

 

株式市場が直近12ヶ月間で30%以上落ち込む可能性については4.8%と低下しており、前回12月時点の5.3%から0.5ポイント改善しています。パンデミック以前の水準に回復し、投資家は直近で大惨事が起きるようなことは懸念していないということになります。

 

いかがだったでしょうか。インフレが高止まりする懸念はあるものの、バンガードの投資家は、引き続き2024年については全体的に楽観的な見方を継続していることがご理解頂けたと思います。インフレが高止まりする可能性があるということは、やはり過去の実証データをみても、インフレに一番強い資産クラスは株式ですので、株式を長期に渡って保有し続けることが、最良のインフレ対策になると思います。

 

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