投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

2017年夏のボーナス投資は、バンガードETF BND, VYMを追加購入しました

現在の上昇基調の相場だからこそ、株式にガンガン投資すべきという強気な考え方と、逆にこういう相場だからこそ、ディフェンシブにいって気を引き締めるべきか、最後まで悩みました。

 

悩みながらも、今回の2017年夏のボーナス投資は、守りを固めることを最終的には選択しました。バンガードETF BNDをメインにして、VYMを少しだけ追加購入しました。

 

アメリカの長期金利がジワジワと上昇している局面で、バンガードETF BNDのような債券ETFを買うべきなのかという見方はあると思います。今後も、FRBによる更なる利上げが予想されていますので、債券価格は更に下がるだろうと予想されます。そんな状況ではありますが、安全運転のためポートフォリオにおける債券比率を高めておきたかったということです。

 

現在保有している米国株式ETF、バンガードETF VTIやVOOは最高値に近い状況なので、今回は追加購入を見送りました。但し、株式に全く投資しないということは避けたかったので、値動きが比較的少ないバンガードETF VYMを追加購入しました。

 

今後も円高に振れたときにドルを購入して準備しておき、相場の調整局面がきた時には、機動的に米国株式ETFを購入できるようにしておきたいと思います。

 

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2017年7月の定期積み立て実行

6月は馬車馬のように働きましたので、今週の月曜日は休みを取って、土、日、月の3日間、奈良と京都に旅行してきました。私の会社は、12月決算なので、6月は上期末となり、上期の着地点の精査と、下期の計画の見直しで、季節柄どうしても忙しくなります。

 

奈良は中学校の修学旅行以来、30数年振りに、京都は2年振りに行きましたが、外国人観光客の多さには、改めて驚くばかりです。特に京都の中心部は外国人だらけだったので、今回はあえて郊外を選び、初めて大原や宇治に行ってみましたが、正解でした。

 

7月の積み立て投資は、下記の商品について、昨日、通常通りに自動買付が終了しました。

ニッセイTOPIXインデックスF

SMTグローバル株式インデックス

たわらノーロード新興国株式

SMT国内債券インデックス

SMTグローバルREITインデックス

 

昨日、夏のボーナスが支給されました。PC市場やルーター市場の好調に支えられて、久しぶりに上期は予算を売上、利益共に達成したこともあり、ここ最近、減る一方だったボーナスも、久しぶりに増えました。

 

6月のアメリカの雇用統計は、賃金の伸びは市場予想に達しなかったものの、非農業部門雇用者数は22.2万人と市場予想を上回るポジティブサプライズとなり、円売り、ドル買いとなり、円安が進みました。

 

円安の進行は悩ましいですが、来週にもドルを追加購入し、米国ETFの購入を実行したいと思います。

 

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『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者 バートン・マルキール氏はインデックス投資から心変わりしてしまったのか?

 インデックス投資家のバイブル『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者として日本でも知られているバートン・マルキール氏が、インデックス投資という絶対的信条から離れてしまったのかという面白い記事がありましたので、紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

マルキール氏は、バンガード社の取締役を長らく勤めていましたが、現在、84才、Wealthfrontという会社のアドバイザーをしているようです。コンピューター取引をベースとしたアルゴリズムを駆使したソフトウェアが開発されれば、エキスパートはついに市場に勝てると主張しているようです。このアプローチはアドバンス・インデックスと呼ばれており、基本的な戦略は、市場の歪みを利用すれば、S&P500といった時価総額加重ウェイト型の株価指数に基づいたパッシブ投資に勝てるといっています。

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S&P500の今年度末に向けての動向ー上昇基調相場はいつまで続くのか

私も含め、国際分散投資をしているインデックス投資家の皆さんにとって、日経平均が2万円を回復、米国ダウ、S&P500、ナスダック共に、最高値に近い状態の現在の市場環境は素晴らしいことだと思います。

 

一方で、現在の上昇基調の相場はいつまで続くのだろうか、どこかで大きな下落面が訪れるのではないかと、一抹の不安を感じるのも事実です。

 

今年度末に向けて、S&P500の上昇基調は続くのか、市場関係者の間でも、強気な人、調整がくると考える人、意見は分かれているようです。

 

www.cnbc.com

 

強気な人は、今年度末にS&P500は2,575ptまで上昇する、現在の水準から年度末に向けて、更に5.7%前後上昇するという見方です。一方で、調整がくると考える人は、市場は、いずれ経済状況を反映するはずという考え方、今の経済指標は、今後の上昇基調をサポートする程、力強いものではないということです。

 

私は、将来の相場を読むということは、不可能と考えています。自分ができることといえば、ポートフォリオがリスクを取りすぎていないか、リスクを調整することだけだと思っています。具体的には、株式の比率が高くなりすぎていないかをチェックするということです。

 

来月上旬にはボーナスが支給されますので、支給日を楽しみに待ちながら、米国ETFは何をいくら位買おうか、色々と思考している最中ですが、今のところ、少し、気を引き締めて安全運転、ディフェンシブにいこうかなと考えています。これによりリターンが少し下がったとしても、大きな事故に遭わずに済みますし、資本主義の成長を享受する程度のリターンが得られれば、それで十分と考えているからです。

 

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ルドガー・ブレグマン著 『隷属なき道ーAIとの競争に勝つ ベーシックインカムと1日3時間労働』を読んでみました

投資の理論やノウハウとは直接は関係ありませんが、 オランダ人ジャーナリスト、ルドガー・ブレグマン著の「隷属なき道ーAIとの競争に勝つ ベーシックインカムと1日3時間労働」を読んでみました。

 

https://www.amazon.co.jp/隷属なき道-AIとの競争に勝つ-ベーシックインカムと一日三時間労働-ブレグマン-ルトガー/dp/4163906576/ref=pd_rhf_gw_p_img_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=BHF247JQ5RXW39263DV2

 

本ブログでも紹介しましたが、先月、マーク・ザッカーバーグハーバード大学の卒業式スピーチで、アメリカにもベーシック・インカム(以下 BIと略します)を導入べきだと主張しました。それ以来、BIについての本を読んでみたいと思い、仕事帰りに本屋に立ち寄ったところ、偶然手にしたのが、この本です。

 

筆者は29才と若いジャーナリストで、カリフォルニアの名門大学、UCLAで歴史を専攻しており、歴史観を披露しています。過去の人類が抱いていた理想の世界、ユートピアは既に実現している。先進国だけでなく、途上国の生活水準も飛躍的に向上しており、我々は過去最高の繁栄の社会に生活しているのです。

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