投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

ジェレミー・シーゲル教授 3月が底値、2021年は株式市場にとって良い年になるだろう

永遠の強気、ジェレミー・シーゲル教授は、米国の経済活動再開に向けて、今後の株式市場をどうみているのでしょうか。現地時間の5月8日、CNBCのインタビューに答えています。

 

www.cnbc.com

 

1918年のスペイン風邪の時のような第2波のコロナの流行がこの秋に発生し、再び大規模なロックダウンという状況にならない限り、3月が底値となるであろう。第2波が起きる可能性は極めて低い確率だと述べています。

 

4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数は前月より2,050万人減少し、失業率は14.7%に大きく上昇したが、これは驚きではない。注視しているのは、過去の経済データではなく、ウィルスの拡大状況や、治療法やワクチンの開発状況といった未来への情報である。

 

FRBは前代未聞の流動性の拡大を行なっている。この8週間で、2008年のリーマンショック時を上回る流動性拡大を実行した。この流動性拡大の供給と、治療法やワクチンの開発によって、2021年は好景気な年になるだろう。株式市場が最高値を更新するのは、1年後か1年半後位であろう。

 

第2次世界大戦後の状況と同様である。FRB流動性拡大を実行し、米国に深刻な不況が来ると人々は予想していたが、実際はそうはならなかった。むしろ、個人の消費拡大につながった。

 

過去40年に及んだ、世界最長となった、債券にとって良い時代は終わった。3月は金利が最低となったが、これは二度と起きない。今後数年は、3%から4%のインフレ率になるであろう。債券にとって良い時代ではないが、株式市場にとって適度なインフレは良いことだ。

 

いつも強気のジェレミー・シーゲル教授らしいコメントになっていますが、私も米国株式市場には楽観的な見方です。やはり、今、投資すべきのは、金利上昇の可能性が高い債券ではなく、株式なのでしょう。そう考えると今月の米国ETFへの投資は、バンガードBNDではなく、バンガードVYMに投資しておこうかと思います。

 

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2020年5月の定期積み立て実行

現在住んでいるアパートは、私もその一人ですが、山梨県外からの転勤者が数多く住んでおり、ゴールデンウィーク、夏のお盆休み、年末年始の休みといった長期休暇になると、駐車場に車が一台も駐車されていない状況になることがよくあります。但し、今年のゴールデンウィークは、例外中の例外で、県を跨ぐ移動や帰省を控えていたようで、大部分の車が駐車されていました。日本政府や山梨県知事の要請に、従っていた人は以外にも多かったという印象です。

 

政府が発表した『新しい生活様式』は、いわゆる昭和のサラリーマン的働き方、生活様式に大きな変化をもたらすと思います。毎日会社に通勤、とにかく集まれ、来いと言われる出張、大勢での社内飲み会等は減っていくでしょう。このようなサラリーマンの生活様式に依存していた業界、例えば航空、鉄道、外食等は変革を求められる時代がやってきました。

 

既に多くのブロガーが取り上げていますが、ウォーレン・バフェットが航空株を全て売却したことがニュースとなりました。以前のような社会は戻ってこない、『新しい生活様式』は新しい普通となるのです。会社に余計なエネルギーと貴重な時間を奪われることが減り、その分、個人としてやりたいことを増やし、人生を切り開いていく、会社に全面的に依存するのではない生き方が普通のことになっていくのではないでしょうか。個人的には楽しみな時代がやってきたと思います。

 

5月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、昨日の8日に通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、通常の月より遅く、来週、14日からの受付開始となり、約定は5月末となります。昨夜、現地時間5月8日の米国市場は、4月の雇用統計で失業率が第二次世界大戦後最悪の14.7%となりましたが、悪化の程度が市場予想を下回ったこと、経済活動の再開への期待から、ダウは2万4千ドル台を回復しました。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

投資信託の定期積み立ては、通常通りに終了しましたが、今月も米国ETFの買い付けを行なうつもりです。具体的には、高配当株式ETF バンガードETF VYMか、債券ETF バンガードETF BNDを買いたいと思っていますが、来週、じっくり考えたいと思います。

 

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ウォーレン・バフェット 大学に行くことは理にかなっていないのではと発言する

ゴールデンウィーク中ですが、今年は、どこにも旅行に行くこともなく、家の近所をランニングする以外は、Stay Home、Stay in 山梨で過ごしています。

 

オマハの賢人、世界最強の投資家、ウォーレン・バフェットが、Yahoo USのインタビューで、今、私が若かったとしても、大学に行くことは、難しい判断になる。授業料が高くなりすぎて、学生ローンという負債が増大することになるからだと述べています。

 

finance.yahoo.com

 

確かに、アメリカの大学の授業料は、州立大学、私立大学を問わず、高いです。 久しぶりに留学したカリフォルニアの母校の現在の授業料を調べてみましたが、1年間の授業料が4万5千ドル、MBA取得のために2年間通学すると、授業料だけで9万ドル必要です。4年間の学部であれば、18万ドル必要となるわけです。アメリカ人の場合、この高額な授業料を親が全額ポンと払えるという人はごく少数であるため、大部分の人は、学生ローンという形で銀行から借金をすることになり、ウォーレン・バフェットはこの慣行を問題視しているのだと思います。私の場合は、外国人として留学するため、学生ローンという選択肢は不可能であり、最初の会社で10年働いて、必死に貯金をした(当時は、投資をするということは考えもしませんでした)全財産を、留学中の2年間で使い果たしました。

 

ウォーレン・バフェットは、学ぶということは学校によるのではなく、個人によるものだと述べています。有名大学、名門大学に在籍していたというだけで、学べるわけではない、個人として、そこで何をするか、学ぶことにどう取り組むかが重要だと言いたいのだと思います。

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2020年4月末のポートフォリオ状況

4月も終わりましたが、相次ぐ注文のキャンセル、後ろ倒しの影響を受けて、売上が3分の2位まで落ち込みました。自動車メーカーの相次ぐ工場の稼働停止の影響が、いよいよ部品メーカーにも波及してきたということです。4月から6月の第2四半期には大幅な売上ダウンとなることは間違いありませんが、少なくとも第3四半期位までは、このまま低迷した状況が続くのではないかと想定しています。車のような耐久消費財の需要が本格的に回復してくるには、相当時間がかかるのではないでしょうか。

 

一方で、米国株式市場は、4月最終日は下げたものの、CNBCの記事によると、4月のS&P500は、第二次世界大戦以降、単月としては3番目に大きな上昇率だったようです。経済活動の再開が予想以上に早くなることへの期待感からだったようです。

 

www.cnbc.com

 

私のポートフォリオも、先進国株式クラスの比率が、先月と比べると2ポイント上昇し、やや回復してきました。

 

◆新目標ポートフォリオ

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◆2020年4月末ポートフォリオ 

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2020年4月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人 大和証券リビング投資法人(8986)

日本賃貸住宅投資法人は、2020年4月1日付で、日本ヘルスケア投資法人を吸収合併し、名称が大和証券リビング投資法人に変更になりました。

 

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。 

 

日本だけでなく、世界的にも実態経済は、まだまだ当面、厳しい状況が続くものと思います。リスクを取りすぎない、無理をしないことを、改めて肝に銘じて、投資を淡々と継続していきたいと思います。

 

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バンガードETF VOOを追加購入しました

先週の米国株式市場は比較的好調でした。一昨日、現地時間4月17日の米国株式市場は、トランプ大統領の経済活動再開の指針の発表、製薬大手のギリアド・サイエンシズのコロナ治療薬の治験の結果への期待から、株価は上昇し、ダウは24,000ドルを回復しました。

 

先週の木曜日に、バンガードETF VOOを追加購入しました。今年は毎月ETFを買うと決めているので、その方針に従って、どんな相場状況であろうと、ひたすら買っていこうということです。結局、いつが底値というのは、わからないですし、底値のタイミングで買うということは、素人には無理だと思います。

 

アフターコロナの生活は、どうすべきか、色々と考えてみました。まだ今回のコロナの終息が全くみえない状態で、やや不謹慎な話ではありますが、将来、第2、第3のコロナが拡散する可能性はあるかと思います。株式市場の暴落、いわゆるXXショックと同様、繰り返される可能性はあるのです。状況が落ち着けば、日本にやってくる外国人観光客は戻ってきますし、外国人観光客は、今後、増えることはあれど、減ることはないと思っています。日本がいくら清潔な国であり続けても、人の出入りを完全に遮断しない限り、感染症のようなものは防ぎようがないのではないでしょうか。

 

カリフォルニアから戻り、再び、東京に住み始めてからは、東京、渋谷、新宿といった主要ターミナル駅まで電車で30分以内というのを住む場所の目安にしていました。通勤には極力時間を掛けたくない、電車を使うことを基本とし、車は所有しない、モノ、食料も極力保有しない、そのような生活が理想的だと思っていましたが、今回のコロナで色々なリスクがみえてきました。

 

・東京、ニューヨークのような人口密度が高い大都市のリスク

・電車、地下鉄といった公共交通機関に全面的に頼る生活のリスク

・外食に頼る生活のリスク

・必要なモノ、食料は、必要な時に調達すればよいという生活のリスク

 

昨年の4月から山梨の小都市での生活を始め、1年が経過しましたが、カリフォルニアに住んでいた時の生活と似ている点は、ここが街の中心地というものがなく、分散型の街のため、車で点から点に移動する生活であり、歩行者は殆どいません。車でプライベートな空間が確保されている利点と、普段の生活で十分、ソーシャル・ディスタンスも確保されているといえます。また、スーパーにも車で行きますので、食料もまとめ買いをするのが普通になります。

 

日本の地方都市の生活というのも、コロナのような感染症対策としては、優れている点があるということを実感しています。車が運転できない健康状態、年齢になったらどうするのかという大きな問題がありますが、セミリタイア後の生活の拠点をどこにするかを考えるにあたって、今回のコロナのような感染症リスクも考えておかないといけない時代になったと思います。

 

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