投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

ロバート・シラー教授の2020年の株式市場の見方

イェール大学教授で行動経済学者のロバート・シラー教授が、トランプ効果が2020年も引き続きマーケットラリーを引き起こすだろうとCNBCのインタビューで予想していますので、紹介したいと思います。

 

www.cnbc.com

 

トランプ大統領自身が、最近の力強いマーケットの最大の要因になっている。それは、過去のいかなる大統領と比較してみても、彼はやる気を起こさせる演説家だからだ。また彼は投資意欲をどう起こさせるか、わかっている。

 

これは心理学的なものであり、理屈ではない。他の人達が、マーケットに信頼感を感じているのをみると、あなた自身もより信頼感を感じてしまうものだと述べています。

 

シラー教授は、シラーPER、一般的にCAPEと呼ばれる景気指数調整後のPERの観点からも、見通しを述べています。

 

現在のCAPEは、30位で、過去の水準と比較しても、高い水準にある。1999年から2000年にかけては、44まで上昇したが(現在より50%程高い水準)、その後は下落した。

 

しかしながら、現状をみるとトランプ大統領の再選される可能性は高く、景気後退は直ぐには来ないであろう、だからこそ、2020年も強気相場(ブル・マーケット)は継続するだろうと述べています。

 

シラー教授は、トランプ大統領の再選まで予想しています。私は「何でもあり」のカリフォルニアで生活していましたので、私の友人をみても、圧倒的に民主党支持者が多いのですが、現在の民主党の有力候補、ウォーレン候補やサンダース候補は、あまりにも急進的な左派、殆ど社会主義者のようで、どこまで受け入れられるのか、米国の大統領にふさわしいかどうか、個人的には疑問です。

 

いずれにせよ、米国の大統領選が2020年の最大のイベントであることは間違いないので、注目していきたいと思います。

 

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2019年冬のボーナス投資は、バンガードETF BND, VYMとSPDR(スパイダー)REIT ETF(RWR)を追加購入しました

私の会社は12月決算ですので、12月が会計年度末となります。今日は、年内最後の大きな会議が終了し、来年度の予算も無事、承認されたこともあり、事業企画としての私の仕事は山場を越えました。2019年度はもう終わったような気分でいます。

 

2019年冬のボーナス投資を行ないました。こちらも2019年最後の投資となりました。この冬のボーナスは、下期に売上が急回復したこともあり、久しぶりに良い水準でした。特に大きな買い物の予定もないので、ボーナス全額を投資に回すことにしました。

 

今回メインに追加購入したものは、債券ETFであるバンガードETF BNDです。11月末に引き続きの追加購入となりましたが、ダウ、S&P500、ナスダックの主要3指数が最高値を更新している状況で、こういう時こそ守りを固めていく、過大なリスクを取りすぎない、ポートフォリオを引き締めることを最優先しました。

 

少しは株式も購入したいと思い、久しぶりに高配当株式ETF、バンガードETF VYMを少しだけ追加購入しました。また米国REIT ETFであるSPDR(スパイダー)ダウ・ジョーンズREIT ETF(RWR)もオマケ程度ですが、ポートフォリオのアクセントとして追加購入しました。

 

株式市場が最高値を更新している状況であり、また先進国REITのRWRも10月末に最高値を更新していますが、買える時には買っておこうというのが基本的な投資方針です。

 

いつが買い時というのは、誰にもわからない、悩んでいる時間が勿体ないので、買うべきものは買って、すっきりと冬休みと新年を迎えたいと思います。

  

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2019年12月の定期積み立て実行

今週の米国市場は、様子見といった感じです。冬のボーナス投資は慌てず、金利据え置きがほぼ確実といわれていますが、現地時間11日、12日のFOMCの結果をみること、また15日に正念場を迎える米中貿易交渉の行方、追加関税の発動はあるのかをみてから、追加投資をしたいと思います。

 

12月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、昨日の10日に、通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は、申し込みをしましたが、約定は12月末になります。

 

◎積み立てNISA口座 

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券

 

◎特定口座

ニッセイTOPIXインデックスF 楽天証券

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天証券

たわらノーロード 先進国リート 楽天証券

個人向け国債(変動10年) マネックス証券 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券楽天ポイント投資

 

積み立てNISAは、12月で端数を調整して、年間の投資限度額の40万円の枠を使い切りました。2018年1月の積み立て開始から2年間、楽天VTI一本に絞ってコツコツと毎月、積み立ててきましたが、運用パフォーマンスはどうなっているでしょうか。積み立てNISA口座を開いているマネックス証券スクリーンショットです。

 

f:id:saintlouis:20191211213901p:plain

 

2年間の利回りは10.52%、年利換算で5.26%となりました。毎月、自動的に積み立てて、後はほったらかしですので、何も難しいことはありませんが、年利5%以上で増えてくれれば、十分なパフォーマンスだと思っています。非課税期間が残り18年間ありますので、これからも淡々と積み立てていきたいと思います。

 

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

ジェレミー・シーゲル教授 年内に米中貿易交渉は合意に達するだろうと予想

トランプ大統領が「米中貿易交渉は2020年11月の大統領選まで合意は延期でも良い、特に期限は決めていない」と発言したことにより、現地時間12月3日の米国株式市場は1%程度、下落しました。12月15日の追加関税期限が迫ってきていることも関係していると思われます。

 

米国株に投資されている方々には、お馴染みのジェレミー・シーゲル教授は、現地時間12月3日のCNBCのインタビューで、個人的な意見であるが、トランプ大統領は、結局のところ年内に合意するであろう。この急がない発言は、交渉を有利に進めるための戦略であると述べています。

 

www.cnbc.com

 

また、シーゲル教授は、こういう状況になっても、米国債金利は特に上昇せず、低いままであり、投資家は高配当株に引き付けられる。特に公益事業関連やディフェンシブ銘柄については、2020年も好調であろうと述べています。

 

普通に考えれば、再選を目指すトランプ大統領が米中貿易交渉を放置する訳はないと思っています。選挙戦を有利に進めるためにも、アメリカにとって完璧な合意でなくても、自分のお手柄だと有権者にアピールするのではないでしょうか。

 

私のいる電子部品業界にとっても、12月15日の追加関税は回避して欲しいと願っています。冬のボーナスは来週末に支給される予定ですが、まずは正念場の米中貿易交渉の行方を注視しながら、何に追加投資するか、じっくり決めたいと思っています。

 

ミスター・マーケットに振り回されることなく、冷静に判断をしていきたいですね。

 

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2019年11月のポートフォリオ状況

先週の米国市場は、堅調に推移しました。サンクス・ギビングの休暇に入る前の11月27日には、ダウ、S&P500、ナスダックの3指数が揃って最高値を更新しました。11月29日のブラック・フライデーでクリスマス商戦が本格的にスタートします。アメリカ人が一年で最も爆買いする時でもあり、トランプ大統領は、アメリカ人がいつお金を使うか、よく理解しているような気がします。中国貿易交渉の合意が近いことをチラつかせながら、株式市場にポジティブな材料を提供する、株価が高値を維持すれば、多くのアメリカ人は気持ち良くクリスマス商戦でお金を使ってくれるはずという狙いがあるのではないかと思っています。

 

◆新目標ポートフォリオ

f:id:saintlouis:20191201123057p:plain


 

◆2019年11月末ポートフォリオ 

f:id:saintlouis:20191201123116p:plain


 

2019年11月末の保有資産一覧

日本株

個別株:資生堂(4911)、NTTドコモ(9437)

eMAXIS 日経225インデックス

ニッセイ TOPIXインデックスF ★

バンガードETF VTの日本株部分

◆先進国株式

eMAXIS 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

SMT グローバル株式インデックス

楽天・全米株式インデックス・ファンド(積み立てNISA口座) ★

バンガードETF VOO

バンガードETF VTの先進国株部分

バンガードETF VTI

バンガードETF VYM

新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ★

たわらノーロード新興国株式

バンガードETF VTの新興国株部分

バンガードETF VWO

◆日本債券

eMAXIS 国内債券インデックス

SMT 国内債券インデックス

個人向け国債(変動10年) ★

◆先進国債

eMAXIS 先進国債券インデックス

バンガードETF BND

◆日本REIT

個別REIT星野リゾート・リート(3287)、ジャパンリアルエステイト(8952)、東急リアル・エステート(8957)、日本ロジスティックスファンド(8967)、日本賃貸住宅投資法人(8986)

◆先進国REIT

SPDRダウ・ジョーンズREIT ETF RWR

たわらノーロード 先進国リート ★

★は、毎月積み立てを行なっている投資信託・債券となります。

は、毎月、楽天ポイントで積み立てを行なっている投資信託となります。

 

今年の米国株式市場は、出来すぎという印象です。米国ETFの購入は、12月のボーナス支給後になりますが、先週、バンガードETF BNDを購入したのと同様に、債券ETFを中心に追加購入して、ポートフォリオを引き締めていきたいと思います。株価が最高値を更新している時こそ、調子に乗って過大なリスクを取り過ぎない、市場に居続けるためには、重要なことだと思います。

 

宜しければ応援お願い致します!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村