先週で、2月の大きな会議が終了しました。後は引越準備、段ボールも届きましたので、荷造りに集中していきたいと思います。引越業者、日程は決まりましたが、仕事の合間に、その他の引越に付随する色々な手配を済ませました。管理会社への鍵の返却といった現住居の退去手続きの確認、ガス会社の現住居の閉栓、新居の開栓手続きの予約、荷物搬出後から搬入まで滞在するホテルの予約、福岡までの飛行機の予約、車の輸送前にカーディーラーに行って、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替えの予約、スタッドレスタイヤの処分といった手配を終えました。また、引越前にどうしても完了しておきたかった人間ドックの受診も先週、済ませました。
先週の木曜日、予定していた通り、今月はバンガードETF VOOを追加購入しました。先週は小幅な動きをしていた印象ですが、よくわからない時は、S&P500に投資をしておけということで、VOOを追加購入しました。コツコツ買い続けるのみです。
CNBCに面白い記事がありました。この記事の動画の、ウォールストリート・ジャーナルのコラムニストのJason Zweig氏のコメントが面白かったので、紹介したいと思います。
バンガードの創業者、ジャック・ボーグルは、バンガードを創設した時、自分がレガシーを後世に残すような存在になるとは微塵にも思っていなかったようです。インデックス投資のレジェンドというべき存在になり、インデックス投資がここまで世界中の投資家、個人投資家、機関投資家問わず支持され、メジャーなものとなり、その運用金額も今日のように莫大なものになるとは、思ってもいなかったのだと思います。
ジャック・ボーグルは、今日では一般的になっているETF(私のポートフォリオのメインとしているのは、バンガードETF VOOとVTIになります)を、当初、快く思っていなかったようです。ETFは短期的なトレード目的に使われる恐れがあり、長期投資を旨とするインデックス投資に合わないと考えていたようです。インデックス投資には、投資信託の方が望ましいと考えていたのだと思います。
ジャック・ボーグルは、実際にバンガードの取締役会で、ETFの導入に反対していたようで、競合他社は、ジャック・ボーグルのビジネスにおける最大の誤りであったと指摘しているようです。公式には明らかにされていないようですが、おそらくこのことが理由で、ジャック・ボーグルは取締役会を去ることになり、バンガード社はETFを積極的に推進してきたことは事実です。
今日のETFは行き過ぎたものになっているかという問いに対して、最後にJason Zweig氏は、次のように答えています。ETFはツールに過ぎない。ハンマーで家を建てることもできるし、間違えれば、人を殺すこともできる。ETFも同様に、短期的なトレードを頻繁に繰り返せば、証券会社への手数料も掛かるし、税金の面でも不利になる。逆に思慮深い投資家であれば、長期投資にも適しているし、ポートフォリオをより分散させ、リスクを抑えることもできる。重要なのは、ETF自体が良いか悪いかではない、それをどう活用するかが重要だと、締めくくっています。
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