投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガードCEO ティム・バックリー氏 今年度末退任を発表

2023年(令和5年)の確定申告ですが、今回初めてスマホマイナンバーカード読み取りによるe-Taxで確定申告を行ないました。福岡県から神奈川県西部に引越をしてネット環境が変わり、プリンターのWifi接続がうまく出来ず、印刷ができない状況です。仕方ないので、スマホマイナンバーカード読み取りによるe-Taxにチャレンジしてみました。老眼の私には、スマホ画面での入力が辛い面はありますが、入力項目はパソコンのものと殆ど同じだったので、予想していたより、スムーズにできました。

 

 

現地時間の2月29日、バンガード社のHPにてCEOのティム・バックリー氏が、今年度(2024年)末での引退を発表しました。

 

corporate.vanguard.com

 

ティム・バックリー氏は、創業者でありインデックス投資を世の中に送り出したレジェンド、ジャック・ボーグル氏のリサーチ・アシスタントとして、1991年にバンガード社に入社して以来、33年間勤務(内、CEO職として6年)していることになります。創業者のジャック・ボーグル氏に近いポジションにいたこともあり、直接、バンガードの投資哲学を学ぶことができたようです。

 

私は米国でも西海岸のカリフォルニアしか住んだことがありませんが、カリフォルニアの感覚では3年〜4年位で仕事を変えるのが当たり前なので、一つの会社に33年間勤務するというのは非常に長い、アメリカでは特殊な例なのかなとも思います。バンガード社の投資哲学が、長期、分散、低コストであり、長期投資ということを非常に重視していますので、社員も長く勤務する人が多いのかもしれません。

 

後任については、他のメディアの記事も読んでみましたが、今回、Chief Investment Officer (CIO)のグレッグ・デービス氏が、Presidentという役職に新たに就任し、ティム・バックリー氏の後任者の有力候補の一人という位置付けになるようです。ティム・バックリー氏が引退する年度末に向けて、外部取締役も含めた取締役会がCEOの後任者を正式決定していくというプロセスになるようです。

 

後任者の有力候補であるグレッグ・デービス氏も、バンガード社に24年間勤務しているようです。アメリカ企業の良い面でも悪い面でもありますが、外部からきたCEOが、ちゃぶ台をひっくり返して、ドラスティックに全てを変えてしまうということがあります。内部昇格であれば、バンガードの投資哲学、長期、分散、低コストという基本理念は引き続き維持されるのではないでしょうか。バンガードのETF保有している立場からすると、この点は安心して引き続き保有できると思います。

 

バンガード社はビットコインETFの導入を、バンガードの投資哲学には合っていないという理由で否定しました。この点も、来年以降、CEO交代によりどうなるのか、注目していきたいと思います。

 

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