投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

2021年10月度の米国ETFの流出入状況

先週は、来年度の予算、中期計画の一次案提出でバタバタしており、株式市場の動向もチェックする余裕もなく、過ごしておりましたが、現地時間の11月5日(金)の米国株式市場は、ダウ、S&P500、Nasdaqの主要3指数が、いずれも最高値を更新しました。

 

10月の雇用統計が53.1万人の増と市場予想の45.0万人の増を上回り、また9月の雇用統計実績も前回の19.4万人から31.2万人の増へと上方修正されました。また失業率も9月の4.8%から、4.6%に低下し(市場予想は4.7%)、雇用状況の改善がみられました。

 

11月1日付のETF.comの記事になりますが、2021年10月度のアメリカ市場のETFの流出入状況をみてみたいと思います。

 

https://www.etf.com/sections/monthly-etf-flows/etf-monthly-fund-flows-october-2021

 

10月度は$77Bの資金流入となり、今年2番目の6月の$100Bの次となる、今年3番目の規模の大きさだったようです。9月に比べると10月の米国株式市場は回復しましたので、幅広く株式クラスに資金が流入しました。

 

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10月累計の資金流入上位TOP10のETFですが、S&P500に連動する米国株ETFに資金が流入して上位を占めています。ブラックロックのIVV、バンガードETF VOO、State Streetの SPYになります。またNasdaqに連動するInvescoのQQQにも、継続して資金が流入しています。注目は、7位のバンガードのVTVでしょうか。今年はバリュー株にも資金流入が続いているようです。

 

株価は最高値を更新中ではありますが、私の注目は、米国10年国債の利回りです。現地時間11月5日(金)の利回りは1.455%となり下げてきています。金利が下がる=債券価格は上昇になりますので、市場の過熱を警戒している一部の投資家は債券を購入し、調整局面に備えているのかもしれません。

 

いくら株価が絶好調といえど、今年のような利回りは、永遠に続くものではないと思いますので、リスクの取り過ぎには注意していきたいと思います。

 

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