投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガードETF VTIが20周年を迎えました

バンガード社が、最初のインデックスETFとして、2001年5月24日に世に送り出したETF、Vangurad Total Stock Market ETF (VTI)が、この6月で20周年を迎えました。

 

私のポートフォリオの中心として位置付けている金融商品の一つが、このVTIになりますが、改めて、この商品の特徴を紹介したいと思います。バンガードの投資哲学である「長期、分散、低コスト」を最も体現している商品の一つだと思います。

 

・米国株式市場の投資可能銘柄、約4,000銘柄に投資可能で、分散投資が可能。

・米国の大型株だけでなく、中・小型株まで幅広くカバー。

・経費率は、ETFの中でも最安値の0.03%と、非常に低コスト。

 

advisors.vanguard.com

 

VTIが、この20年でもたらした変革は何でしょうか。上記のバンガード社のサイトによると、

 

・継続的に経費率の引き下げを行ってきたことにより、投資家により多くのリターンをもたらした。

 

・米国株式市場全てをカバーする包括的なインデックス投資が投資家にとって、最良の選択であると位置付けた。

 

ETFを短期的な市場取引のためのツールから、バイ・アンド・ホールドを基本とする長期投資のツールとして概念を変えた。

 

下記のチャートも、上記のバンガード社のサイトから引用したものですが、圧巻なのは過去20年間の経費率の引き下げだと思います。バンガードという会社の構造は特殊で、株式会社ではなく、相互会社に似た構造になっています。バンガードの金融商品に投資をしている私達、投資家がバンガード社の所有者になっているのです。経費率を引き下げることは、直接、バンガードの所有者である、私達、投資家に還元される仕組みになっているのです。

 

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私は本格的に投資を始めた2005年、当初からバンガードの商品に投資をしてきました。当時は米国市場に投資をしたいと思っても、今日のように米国市場に手軽に投資ができる低コストの投資信託は、全く存在しませんでした。当時、マネックス証券が扱っていたバンガードの投資信託、トータル・ストック・マーケット・ファンド (VTSMX)、このVTIの投資信託版を購入することで、米国市場へのインデックス投資を開始しました。その後、2011年にマネックス証券が米国株の特定口座に対応するようになってから、VTIを購入しました。その後、ポートフォリオの中心として位置付けて、今日に至っています。

 

上記のバンガードのサイトによると、昨年度は182のETFが、他の ETFと合併したり、あるいは消滅しているようです。ETFが順調に推移し、投資家から支持され、20周年を迎えるというのは決して簡単なことではないと思います。次の20年についても、バンガードETF VTIに投資を続けているだろう、VTIと共に投資という長い旅は続いていくと確証しています。

 

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