投資という名の長い旅

50代サラリーマンが、インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、セミリタイアを目指す旅路の記録ブログです。市場に居続けることがモットーです。

バンガードCEO ティム・バックリー氏による高インフレ下の投資についてのメッセージ

先週の金曜日、現地時間6月10日の米国株式市場の下げは、強烈なものがありました。今夜の米国市場はどうなるのでしょうか。先物は、ダウ、S&P500、NASDAQと主要3指数、いずれも下げています。なかなか下げが止まりません。

 

少し古い動画になりますが、現地時間の5月26日、バンガード社のHPで、CEOのティム・バックリー氏が、高インフレ下の投資はどうすべきか、昨今の下げ相場の状況下で、シンプルで力強いメッセージを送っていますので、ご紹介したいと思います。

 

investor.vanguard.com

 

多くの投資家がインフレを懸念していることを承知しています。米国では先月、8%を超えるインフレとなりましたが、世界の多くの先進国が過去40年間、経験しなかったレベルを超えたインフレとなりました。

 

米国ではFEDが、金利の引き上げ、流動性縮小、借入コストの増加といった方法で景気を減速させて、インフレと戦おうとしています。

 

金融政策は鈍いものであり、米国経済が来年、景気後退に突入する可能性は低くはありません。金利の上昇は、過去数週間、債券、株式に対して、劇的な下げを引き起こしました。景気後退の可能性が高まったことにより、株式は更に下げました。皆様のポートフォリオをみてもお分かりの通り、金利の急激な上昇は、株価と債券価格は一緒に下落を引き起こす傾向にあります。

 

ニュースでは、伝統的な分散投資である株式60%:債券40%のポートフォリオは死んだという主張が多いです。決してそんなことはありません。これは1920年代後半から試されてきた手法であり、高インフレ、低インフレ、強気相場、弱気相場、あらゆる景気状況、ビジネスの循環を経験してきたのです。

 

私たちが知っていることは以下の通りです。

 

第1に、十分に分散されたポートフォリオは、高インフレ下であっても、投資家に長期にわたって購買力を高める可能性が最も高いということです。株式は、何度も何度も、強力な分散効果をもたらすことが証明されています。

 

第2に、一部の投資家は、コモディティREIT、TIPS(米国物価連動債)に傾倒しています。これらは、予想もしなかったインフレの際のヘッジになりますが、投資家は前もって、これらを保有しておく必要があります。また、コモディティのようなものは、ポートフォリオボラティリティを耐え難いレベルにまで、長期的には高めてしまう恐れがあります。

 

第3に、景気後退に突入した場合、ポートフォリオに債券を組み入れていて良かったと思うでしょう。金利の上昇は、債券投資家にとって、全て悪い訳ではないということを覚えておいて下さい。より高い利回りの債券に再投資することができます。

 

市場が下落した時に、何か余計なことをしてしまうという罠を避けるべきです。損失を確定してしまうことは、将来の利益を逃すことになるのです。あなたの目標にフォーカスし、規律ある手法を守り、分散されたポートフォリオの長期的なメリットを享受しましょう。

 

いかがでしょうか。バンガードのCEOが、高インフレ下の株式下落局面で投資家に対して、このようなメッセージを発信することは素晴らしいと思います。個人的に印象的だったのは、株式60%:債券40%のポートフォリオは死んでいないというメッセージでした。債券は死んだ、金利上昇下で債券に投資するのは無意味だ、債券40%の代わりに高配当株式、REITに置き換えるべきだという論調が多く、私自身にも若干の迷いが生じていましたが、余計なことはする必要がないという結論に達しました。

 

夏のボーナスの支給は来月の上旬になりますが、例年通り、債券ETFであるバンガードETF BNDを中心に考えたいと思います。

 

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