投資という名の長い旅

インデックスファンド、米国ETFを活用した長期投資で、2024年1月にセミリタイア、FIREを達成しました。市場に居続けながら、FIRE生活を楽しんでいきます。

バンガードETF VIG vs VYMの比較

GW後半に突入しましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は神奈川県の実家に帰り、のんびりと過ごしています。

 

現地時間5月2日付のETF.comからの記事ですが、バンガードのETFの中でも、配当に注目した2つの人気のETF、バンガードETF VIGとVYMの比較について論じている良い記事がありましたので、紹介したいと思います。

 

https://www.etf.com/sections/etf-basics/vanguard-etfs-vig-vs-vym

 

VIGとはどんなETF?

 

S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックスへの連動を目指したETFです。この指数は少なくとも10年間以上、一貫して増配している米国企業から構成されている指数です。注意すべきは「増配株」に投資するETFであって、高配当株に投資するETFではないということです。

 

VYMとはどんなETF?

 

FTSE ハイ・ディビデンド・イールド・インデックスへの連動を目指したETFです。この指数は、平均以上の配当金利回りを出す米国企業から構成されている指数です。但し、これらの企業は、一貫して増配している履歴を持っているとは必ずしも限らない点に注意が必要です。

 

こちらの表もETF.comからの記事になりますが、VIGとVYMの主要指標(2023年3月末時点)の比較表になります。

AUM(運用資産残高)ではVIGの方が上回っていますが、両方とも残高としては十分な規模であり、取引の流動性に問題があるレベルではありません。

 

経費率は、両方とも0.06%であり、いずれも低コストであり互角です。

 

配当利回りは、VYMは約3%、VIGが約2%と、VYMが上回っています。

 

パフォーマンスについては、長期的にはVIGがVYMを上回り短期的にはVYMがVIGを上回っていると言えます。

 

VIGとVYMの違いについて

 

構成企業の性質の違い

 

VIGは一貫した増配(少なくとも10年以上)を実現している企業で構成されているため、より安定したパフォーマンスを実現している。一方で、VYM は平均以上の配当金利回りを出す企業から構成されているため、VIGと比較するとよりリスクがあり、ボラティリティも高いということになります。

 

構成企業のセクターの違い

 

VIGはより分散されたセクター構成になっており、コンシュマー、ヘルスケア、テクノロジー企業を含んでいます。一方で、VYMは、金融、エネルギー、公益事業といったセクターに偏っています。

 

私は、マネックス証券が2014年に米国株式の特定口座に対応した直後に、バンガードETFへの投資を開始しました。VYMを最初に購入したのはいつだったか厳密に覚えていませんが、バンガードETF VOO, VTI, VTを一番最初に購入し、その後でVYMを購入したのを何となく覚えていますので、最初に購入してから7年から8年位は保有していると思います。

 

50歳を過ぎたこともあり、投資信託の積み立てだけではなく、ETFからの配当金も欲しいと思いますので、VYMのパフォーマンスには非常に満足していますし、これからも出来る限り追加購入していきたいと思います。

 

これから投資に時間を掛けれる方、若い方には、長期で安定したリターンを生み出すVIGも魅力的だと思います。

 

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