オミクロンの感染者が、社内で次々とでており(感染した人も軽症あるいは無症状で、深刻な症状になった人は今のところ聞いていないのですが)、2月からは、在宅勤務を週1回以上推奨から、最低週2回以上はするようにとの通達が出されました。たまに会社に行っても、出社している人数も明らかに少ない印象です。休みの日も、近所のスーパー、クリーニング屋に行く、気分転換にランニングをする以外は、引き篭り生活を継続中です。
2022年2月の積み立て投資ですが、個人向け国債を除いた下記の商品について、今週の8日に通常通りに全ての買付が終了し、約定しました。個人向け国債(変動10年)は申し込みをしましたが、約定は2月末となります。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) マネックス証券
◎特定口座
たわらノーロード 先進国リート 楽天証券
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天証券:楽天ポイント投資
2月9日付の日経電子版に、インデックス投資界の第一人者であり、名著「敗者のゲーム」の著者である、チャールズ・エリスのインタビュー動画が掲載されていました。「敗者のゲーム」の原書第8版の日本語版が1月に発売されましたが、この本の内容が要約されているような素晴らしいインタビュー動画でしたので、紹介したいと思います。日経電子版の会員でなくても、誰もが見ることが出来るインタビュー動画になっています。
株式投資は、なぜ「敗者のゲーム」になってしまったのかという問いに対して、エリス氏は、下記のような要因を挙げています。
・アクティブ投信が、市場平均を上回る成績を長期にわたって上げるのは困難。
・実際、85%のアクティブ投信は、市場平均に負けている。
・非常に多くの人々が(世界中で少なくとも100万人)、アクティブ運用に関わり、競い合うようになった一方で、企業情報は誰もがほぼ同時に手に入れられるようになった結果、株式市場は効率的になった。
「敗者のゲーム」に勝つためには、殆ど全ての人、投資の世界で仕事をしていない人は、インデックスファンドを通じて、株式に投資をすべきと確信している。
長期投資に対して、何か特別な意見をもっていないのであれば、新興国も含めた全世界(オールカントリー)の株式指数に連動した低コストのインデックスファンドに投資をすべきで、それが理にかなっている。
債券投資については、利回りがゼロに近く、過去に得られたようなリターンは望めない状況で、債券の代わりに何に投資すべきかという問いに対して、多くの人々は、債券と同じ位、安定した金融資産を保有していることに気付いていない。例として持ち家、年金や退職金があり、これらは株式のように価格は大きく変動しない。
チャールズ・エリス氏は、インデックスファンドの投資先としては、オールカントリー推しでした。バンガード社も、今後は、米国株式より、他の地域の株式のリターンが上回る予想をしていますので、全世界株式ETFであるバンガードETF VTを久しぶりに追加購入することも考えたいと思います。
債券投資については、私にとっても色々考えさせられる話でした。余り債券比率にこだわる必要はないのかとも思います。私の場合、持ち家はない(セミリタイアした後は中古の家を購入するかもしれませんが)、何度か転職をしているので退職金は期待できない、年金については、ねんきんネットで確認はしているものの、その通りの額面がもらえるとは思っていない、当然のように年金カットはありえると思っていますので、私の場合、これらを安定した金融資産とみなすのは難しいと思います。
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